今回記事は補足編として「ハイロー(Hi-Lo)85mm」編
とする。
「Hi-Loシリーズ」全3回記事の中編であり、今回は、
高価な85mm(Hi)と安価な85mm(Lo)レンズを3組、
計6本を紹介(対戦)する。
で、今回の「ハイロー」シリーズ記事の目的は、
「高価なレンズが、必ずしも安価なレンズよりも
全ての面で優れているとは限らない」事の、
検証である。
なお、今回は、各ペア(の対戦)においては、
同一のマウントの85mmレンズとし、母艦となる
機体(カメラ)を揃える措置を取る。
・・が、この措置は「だから公平な条件だ」とは
言い難い点もある、具体的には、組み合わせにより
装着レンズの特徴を十分に発揮できないケースも
あるからだ。(・・と言うか、母艦の選択は本来、
レンズ個々の特性とマッチさせる必要がある。
→「弱点相殺型システム」という考え方)
だが、今回は、そういう点は無視し、同じ母艦を
使った際の、描写力の差が、どれほどのものか?
という点にも着目しよう。
----
ではまず、今回最初のHi 85mmレンズ

レンズは、CANON EF85mm/f1.2 L USM(初期型)
(中古購入価格 94,000円)(以下、EF85/1.2)
カメラは、CANON EOS 7D MarkⅡ (APS-C機)
More