さて、第5回関空(関西空港)ドラゴンボート大会の記事の番外編。
(大会全体の模様は
総集編を参照のこと)
今回の記事は珍しく1つのチームにスポットを当てている、
本来、大会カメラマンの立場としてはあまり特定のチームを贔屓しては
具合が悪い。だから今までできるだけ各チーム公平に写真を撮ったり
記事を書いたりしていた。しかしながら、やはり毎回の大会の記事に
なってくると、どうしても強豪や古豪チームの話題ばかりになってしまう。
写真の公平性はともかく、記事(読み物)としては特定のチームの視点で
スポットを当てるのもありだ、たとえば先般のNHKの全国ネットで放送
された番組では「大阪の川」というテーマで30分の番組中10分程度を
ドラゴンボートの紹介に充て、その中でさらには大阪の「チーム未来」に
密着取材を行っていた。
美人選手I嬢が出ていた事もあり「未来」では男性の新規参加希望者が
増えたと聞く。また、やはりTVで「寿チーム」(メンバーの結婚が
あいついでいる)と放送された効果か、女性のメンバーも増えていると聞く。
しかし、そのチーム未来、今回の第一次予選ではメンバーの大半を
新人で固めた、いわば(勝敗は度外視し)試合経験を積ませる作戦の
様子。
気になったので未来のリーダー格のメンバー数名とヒソヒソ話をする、
匠「何でそんな事を・・?」
未「ほら、同じレースでHANDARSさんが出るでしょう・・だからここ
(1次予選)は1位抜けのみなので、それは無理と見て、敗者復活に
賭けるんですよ・・」
匠「なるほど、HANDARSさんは強豪ですからね、確か昨年の関空大会
でも2位でしたか・・ふむふむ、それは納得いく作戦です。」
さて「未来」の作戦はいいが、逆に俄然HANDARS(ハンダーズ)に
興味が湧いてきた。 勿論いままでも何度も写真を撮ったりして
いたのであるが、ブログ記事でチームの詳細を書いた事はなかった。
いままであまり書いてなかった分、今回は特集といっちゃいますか(笑)
HANDARS・・たしか病院関係のチームだ、ドラゴンボートで病院関連の
チームというのは他にもいくつかあって、どこも割合に強い、
そしてHANDARSは特にペーロン(ドラゴンの類似競技)のメッカである
兵庫県相生地区からの参加だ。
「魂」と書かれた鮮やかなブルーのユニフォーム、赤いスカーフ兼鉢巻が
ワンポイントでお洒落だ。
後で、GOOGLEで「HANDARS ドラゴンボート」と検索するとHIT数は
20数件、うち匠ブログが3件だ、他は各大会での成績(結果)、
うん、確かに多くの大会で入賞している様子だ・・強豪には間違い無い。
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混合予選・・さすがに古豪「チーム未来」が避ける作戦に出たとおり
HANDARSはぶっちぎりの1位で予選通過、敗者復活をスルーパスし、
準決勝に駒を進める。
さて、取材に行くなら今だな・・
勝ち抜けでチームの機嫌も良いであろうし、準決勝までたっぷり時間が
ある。
匠「こんにちは~」
H「お、匠さんですよね? いつもブログ見ていますよ」
匠「ありがとうございます!今日はHANDARSさん密着取材ですよ。」
H「えへへ・・それは嬉しいですね~」
匠「え~と、まずHANDARSさんって、半田病院でしたっけ?」
H「半田中央病院ですよ、リハビリ系です。」
匠「というと、作業療法士さんとか理学療法士さん?
いわゆるOTとかPTとかですか?」
H「え? 凄い詳しいですね~。あと言語聴覚士のSTが加わります。」
匠「患者さんにドラゴンボートを勧めたりするのですか?」
H「ええ、私も元々は患者だったのですよ、それからハマって・・」
匠「おお、それは凄い!治療効果抜群ですね(笑)。
それで毎年上位入賞ですか!」
(写真は昨年の2007年関空大会表彰式、HANDARSは2位に入賞)
H「でも今年は絶対に混合で優勝したいんですよ・・どうですかねぇ?」
匠「う~ん、やっぱり琵琶ドラ(琵琶湖ドラゴンボートクラブ)さんとの
戦いになるでしょうね。関西龍舟さんは今年は女性中心の新編成
なので、ちょっと厳しいでしょう。」
H「琵琶ドラさんですか・・ 強いですよね。」
匠「先ほどBBC(琵琶湖放送)だかが取材に来てましたよ、ニュースで
放送されるのでしょう、滋賀県はマリンスポーツに対する意気込みが
凄いですからね・・まあ、それは相生地区も同様なのでしょうが・・」
H「他はどうですか?」
匠「未来さんがHANDARSさんを意識して予選を捨てて敗復に賭けて
きてます、ここも上がってくるでしょうね。
あとはキャセイの海外チーム、これも不気味な存在です、
ただしAチーム、Bチームは、実力を平均化させているのか、
どちらかを強くしているのか、今のところわかりません。」
H「なるほどね・・ なかなか厳しそうですね・・
ところでチームの写真を撮っていただけませんか?」
匠「ええ、勿論・・ で、ついでに何か(芸を)やられます?」
H「アハハ・・そうしないと載せてもらえないですかね?
じゃあ、ピラミッド・・ ああ、確かピラミッドはどこかのチームが
やられてましたね」
匠「詳しいですね~。ピラミッドは去年の天神で立売堀(いたちぼり)
さんがやってましたよ。」
H「じゃあ「扇」やりますか・・
お~い、HANDARS 集れ~ 扇やるぞ~!」
ドヤドヤ・・ なんだ? 写真か? え? 扇やるの?
とかなんとか言いつつも皆ノリが良い、早速皆でポジションに着く。
H「・・・く、苦しい・・早く撮ってください!」
・・そのあたりから、扇に参加していない女子メンバーとかも次々に集り、
皆でコンパクトや携帯カメラで、きゃあきゃあ言いながら撮影している。
院長「幅広すぎるなあ・・ 2段構えにしようか?」
H「院長も参加してくださいよ! これは腰に負担掛かりすぎです。」
さすがリハビリの専門家集団、自らの身体にかかる負担を即座に
計算してはじき出す(笑)
まあ、言いつつも、意外に楽しいのか、フォーメーションを変更して第二弾。
匠「撮れましたよ、ありがとうございます!」
H「しかし、ここまでやったら是非とも優勝しないと・・」
匠「アハハ・・ そりゃそうですね、こんなことしているから負けたと
思われたくないですよね、では何がなんでも優勝してください!」
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しかし、まだまだ準決勝まではメンバーも時間を持て余している様子、
序盤の予選で1位抜けしてしまうと、数時間余ってしまうので、
その間のチームのモチベーション維持が大変だ。
その後は雑談コース、相生地区の有力チームの男子主力メンバーと
女子主力メンバーが最近付き合っているなどの貴重な(笑)情報を
入手したり、さらにはカメラの購入相談なども受ける。
H「匠さん、一眼レフ欲しいんですけど・・」
匠「何を撮ります? ドラゴンボートですか?」
H「いえ・・子供の運動会で・・」
匠「あ、それでしたらまあ、200mmか300mmまでの高倍率ズームが
1本あれば便利ですよ、メーカーは問いませんよ、新品の必要も
無いです、中古で十分」
H「匠さんの望遠は凄そうですが・・」
匠「これは中古で2万円で買った安物ですよ、400mmです、F値が
暗いけどドラゴンは日中撮るのでこれで十分なんです。
あと、このあたりのカメラも今中古で買うなら3万円くらいですよ・・」
H「なるほど~ 意外に一眼でも安いんですね。」
匠「中古で買うのはなかなか敷居が高いかもしれないけど、まあそれだけ
クリアしてしまえば・・それに皆さんカメラの方ばかり注目するけど、
本当に必要なのは被写体に応じたレンズの方で、カメラは数年で
古くなるけどレンズはずっと使い続けますからね、そちらを重点に
考えるんですよ。
あと望遠系の撮影が多い場合は、手ブレ補正も考えた方がいいです、
N社とC社のカメラの場合、レンズ側に手ブレ補正が入っているけど、
P社やS社はボディ内です、もしレンズを安く何本も揃えるならば、
ボディ内の方が有利かな・・」
H「ふむふむ・・ 良くわかりました。」
まあ、そんな調子で居心地が良いので長居をしてしまっている。
密着取材は楽しいのだけど、他チームやレースの写真も撮らなくては
ならない。
一旦このあたりで引き上げ、次は準決勝のあたりに来るとしよう・・
その間に、混合予選でHANDARSを避ける作戦とした「チーム未来」は
順調に敗者復活戦で1位を取り準決勝進出・・彼等の予定通りの展開と
なっていた。
また、吹田龍舟や打艇龍舟、Rスポーツマン、といった古豪チームも
順当に勝ち進み、準決勝での組み合わせが今回の混合カテゴリーでの
1つの重要なポイントとなって来た。
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さて準決勝。
「HANDARS」と当たるのは、超強豪「琵琶湖ドラゴンボートクラブ」
そして「吹田龍舟」「SKY FISH」、さらにはHANDARSと同じ病院系の
「TEAM ISHINKAI」となった。ちなみに「吹龍」は伝統的な古豪チーム
であるが「SKY FISH」、「ISHINKAIは」若手中心で美女(可愛い系や
SEXY系も)が多い(喜)
準決勝は2位までが決勝に進出できる。
琵琶ドラとHANDARSで実質上の決勝戦と見ていたのであるが、
他も勿論強豪チームなので何が起こるかわからない。
厳しい準決勝になった・・・
さあ、HANDARS、いざ出陣・・
密着取材を続けてきた私がカメラを構えていたので、右端の男性には
笑みが浮かんでいるのであるが、メンバー全体としては緊張の色が
隠せない。強豪琵琶ドラに絡んで2位までに入ることが義務づけられて
いるようなものだ。ここで石にかじりついても、なんとか決勝まで進み、
さらに琵琶ドラを倒してやっと優勝できるのだ・・・
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準決勝結果、HANDARSは予想通り琵琶ドラと大接戦の1位争い、
タイムは琵琶ドラが1分12秒07、HANDARS は1分12秒59である、
約0.5秒差の2位。
これでとりあえず決勝進出であるが、琵琶ドラはメンバーが潤沢な
チームだ、決勝戦は、さらにメンバーチェンジをかけてくる余力を
残している可能性が高い。
対してHANDARS はメンバー数はぎりぎり、同じメンバーで漕ぐか、
変えてもせいぜい1~2名だ、準決勝と決勝は時間的には近接して
いるので筋肉を休める余裕も無い。
ここはもう頑張って漕ぎきるしか方法は無いのだ。
HANDARSの次のレースの混合準決勝3試合目も大一番となった、
「チーム未来」は強豪「キャセイパシフィックB」、盟友の古豪「浪わ」、
若く元気の良い「兵庫教育大」そして「ドリーマーズ」と当たる。
実力はまさに伯仲しており、ここで2位までに入って決勝に駒を進める
事は、各チームのほんのわずかな気力や体力の差、そして運で決まる
であろう。
敗者復活を無事に切り抜けた「未来」に「ここが正念場ですね」と
声をかける。
未「ええ、まさにそうです・・」
私は、まず「キャセイ」続くは「浪わ」か「兵庫教育大」そして「未来」の
順になるのだろうか?と未来には厳しい予想をしていた。
しかし準決勝の本番はやや意外な展開に・・
まず序盤では未来がトップでリード、
そして本命のキャセイBがペースを崩し、替わりに「兵庫教育大」が
ジリジリと未来を追い上げる、「浪わ」もぴったり着いてくる。
若手パワーのラストスパートで「兵庫教育大」が「未来」をかわし1位、
未来は0.8秒差の2位・・
この時点で混合カテゴリーの決勝進出チームが出揃った。
香港からの「キャセイパシフィックA」、若手パワー「兵庫教育大」
和歌山の古豪「もっこりドラゴンボート部」、寿チーム「チーム未来」
優勝候補「琵琶湖ドラゴンボートクラブ」、そして「HANDARS」
「こりゃ決勝は厳しい戦いだ・・」
いまとのところ琵琶ドラとHANDARSがこれまでのタイムでは有利だが
実際のところ何処が勝ってもおかしくない。
HANDARSが陸に上がって休む間もなく決勝戦に備え集合する・・
オープンの準決勝2レースをはさんですぐ混合決勝だ。
H「匠さん、ここまで来たら絶対勝ちますよ」
匠「はい・・頑張ってください」
H「負けたら、あの写真(扇)、ボツになってしまいますからね(笑)」
匠「あはは・・(まあ、ここまで来たらいずれにしても載せますよ)」
私の方も複雑な思いで緊張してきた、今日はHANDARSに密着取材を
してきた、とは言え「琵琶ドラ」も「もっこり」も「未来」も良く知っている
チームだ。「兵庫教育大」はあまり良く知らないけど、若手中心で女性は
元気のある可愛い娘が多く、今日も楽しく沢山の写真を撮らせて
いただいている。
「キャセイ」も英語と中国語なのであまり話しはしていないが、
カメラを向けると楽しそうな笑顔でいてくれたし、水着の女性も何人か
いて周囲の目を楽しませてくれている、そう、私の立場からすると、
どこのチームにも勝って欲しいわけだ。
冒頭に「特定のチームに贔屓するのはまずい」と言ったのは写真を
撮る立場である事はもちろんであるが、こうした展開になった時に、
あまりに感情移入してしまうと苦しいという事もあるからだ。
どこのチームが勝っても喜ばしいという気持ちであれば、結果、どこが
勝ってもそれを讃えて写真を撮る事ができる。
贔屓のチームが負けたと落ち込む事も無い・・
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決勝戦の準備が整いつつある・・
シーンと会場が静まり返る、
放送席の解説「さあ、いよいよ関空ドラゴンも残り2試合、混合決勝です」
会場全体が、ピンと張った糸のような、異様な緊張感に包まれる。
正直言ってしまうと、オープンはまあ超強豪世界ランカーの「磯風漕友会」
が優勝するだろう、それは誰もが予想している事だ。
でも、「混合」カテゴリーの決勝は何処が優勝するか、わからないのだ。
琵琶湖ドラゴンボートクラブが有力だが、それも勝負は時の運、
会場全体がその事を知っている、それゆえの静けさと緊張感だ。
数百m先のスタートラインのメンバーの心臓の鼓動が聞こえてくるようだ。
ドクン・・ドクン・・
あと1~2分でレースがスタートし、3~4分後には勝者と敗者がはっきり
しているわけだ。 緊張が高まる・・
「5号艇少し前に・・ストップ」
静かな会場に発走調整のアナウンスだけが大きく響く。
さあ艇が揃った様子だ・・
「スタート一分前!」 ジャラ~ンとドラの音。
「オールクルー、アテンション・・・・GO!」
ドワ~というどよめき、一瞬で会場全体が熱く燃え上がった。
ドンドンドン・・ ドラムの音はまだ数百mも先、小さく聞こえる。
「琵琶ドラ」と「HANDARS」、それに「キャセイ」が速い、
そこに「兵庫教育大」が続く、「未来」と「もっこり」は出遅れた様子だ。
HANDARSがその中から頭1つ抜け出す。
ドンドンドン・・ 150mラインを通過、あと残り100m・・
HANDARSリードだが、琵琶湖ドラゴンボートクラブが追ってくる、
ドンドンドン・・ 各艇からの太鼓の音がはっきり聞こえる。
残り50m。
逃げ切ろうとするHANDARSのユニフォームの「魂」の文字がはっきりと
見える。 そうだ、「魂」だ・・ ここで頑張らないと。
30m、20m・・ゴールまでどんどん近くなる、2艘のボートは横一線。
HANDARSややリードのように見えるが、
追い上げているのは「琵琶湖ドラボンボートクラブ」まだ加速がある。
HANDARSにはもうラストスパートの余力が残されていない。
どっちだ、HANDARS逃げ切りか? 琵琶ドラの逆転か?
ほぼ同着でゴールイン。 ・・・勝敗はまったくわからない(汗)
長い「審議」の時間が過ぎる・・
HANDARSの艇は、緊張で落ち着かなかったのか? 何故か乗艇場の
あたりまでフラフラと戻ってきてしまった。
私はこの時、乗艇スタッフよりも前に出た近い位置に居たので、
私から彼等に指示を告げる、
匠「ウィニングランがあるので、モーターボートの審判艇からフラッグを
貰ってコースに戻ってください。」
H「え? ウィニングラン? ボク達が勝ったのですか?」
匠「いえ・・まだ審議中です、(琵琶ドラさんと)どちらかは微妙なところ、
でも、3位まではウィニングランがあるので、それは確実ですよ。」
H「わかりました! おい、皆、戻るぞ~」
数分後。審判部から会場アナウンスがあった、
「1位、琵琶湖ドラゴンボートクラブ、1分11秒66・・
2位、HANDARS、1分11秒73」
ドワーという会場のどよめき。悲鳴まじりだ。HANDARS関係者だろうか?
大接戦だった。
僅かに100分の7秒差、肉眼ではまったく差がわからなかった、
HANDARS有利に見えたのはゴール直前の話、強烈な追い上げの
琵琶ドラの加速が最後の最後でドラゴンの鼻先1つの差になったの
だろう・・
(ちなみに、250mを1分11秒なので、ドラゴンボートの秒速は約3.5m/s
これは時速約12.6kmとなる。0.07秒差ということは、ドラゴンの鼻先
約24cmの差しかなかったと言う事だ)
・・でもHANDARSのメンバーには悔しそうな表情は見られなかった。
HANDARSはウィニングランを堂々とこなし、会場に挨拶をしてから
戻ってくる。
私はその間、ずっと乗艇場に居た。
彼等の艇が戻って来た。
匠「お疲れ様でした」
H「勝てなかったけど、実質的には同着でしたよね?」
匠「・・ええ・・そうですね、ほんと、よく頑張りました。」
H「また来年、見ていてくださいね。」
匠「今回はとってもよかったです、是非ブログの記事に書かせてください!」
H「アハハ。楽しみにしています!」
HANDARS は爽やかに戦った、負けたとは思っていない様子だった。
表彰式にはHANDARSのメンバーのお子さん達5人が可愛い受賞者と
なって沢山の賞品や賞状を小さな手に抱えて会場の暖かい拍手を
受けていた。
「さて、終ったか・・・」
ドラゴンボート協会のパソコンにデータをコピーし、私の方の仕事を追えて
帰路につく、夕方の関空は6時を廻って、すでに西日は大きく傾いている、
HANDARS のテントは一番西側・・ 重たい大きなカメラバッグを抱えて
その前を通ると、ちょうど彼等もテントを片付け撤収するところ。
匠「あ、HANDARSさん、ほんと、今日はお疲れ様でした!」
H「匠さん、次は必ず勝ちますからね~」と手を振って見送ってくれた・・
ひゅう、と海の方から涼しい風が吹いて来た、
激戦の後の爽やかな心地よさがそこにあった・・
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さあ、次回関空ドラゴン記事は待望の「美女編」(!)