天王寺公園を経て天王寺動物園に向かう。(
前編より続く)

季節はクリスマスであるが、まあ、動物園は冬場はやはり人気が無いのか、
すいていて快適だ。 これが街中に出ていたら、クリスマスから年末にかけては
人ごみで酷い状態だ。 すいている動物園でノンビリ撮影もいいじゃあないか・・

しかし、やはりというか、結構寒い・・
これでは長時間いる事は難しいだろうな。
アシカプールではエサをあげる観光客も少ない様子で、
おこぼれを貰おうとしているサギ達もなんだか真剣な様相だ。

屋外に出ている動物も少なく、温暖な気候でに住む動物達は、暖かい室内でモクモクと
エサを貰って食べている様子も。

しかし、寒さに強いヤツもいる・・(笑)
この寒さがちょうど良いのか、元気良く飛び回って冷たい水の中で遊んでいる。

最近天王寺に入ってきた若い白クマは、この木材がお気に入りの様子。
神戸の王子動物園の白クマのアイス君、みゆきちゃんは、もうかなりの老齢らしく
機敏な動きをする事も少ないが、やはり若いヤツは違う(笑)
今度はカワセミの食事タイムだ、
カワセミのエサというと・・ こういうハツカネズミらしい。

この後、手足がひっかからないように頭からスルっと丸飲みしてしまった(汗)
動物園の動物達のエサというのも、それぞれ生態が違うから大変なのだろうなと思う、
どんな動物にどんな種類のエサをどれだけ上げるというのも、もちろん厳密に決められて
いる、飼育士の方達は当然色々把握しているのだろうが、覚えるだけでも大変そうだ。
動物園の撮影はシャッターチャンスだと良く言われているのだが、
まあ、良い意味に捉えれば、動物がなんらかの次の行動に出る事を予想して、
ちゃんとそのタイミングで写真を撮る、という意味では初級者の為の練習にはなると思う。
けど、中級者クラス以上になってきたら、そのシャッターチャンスというものに
変にとらわれてしまうと、動物の檻の前で何十分も何時間も粘って、
珍しい瞬間を撮るのが良い動物写真なんだと勘違いもしやすい。
それは動物写真以外であれば、珍しい風景を撮ったり珍しいものをスナップするのと
あまり変わらない感覚だ、それでは、いつも言うように受動的すぎる。
珍しいものを探したり待ったりする者の勝ち、というわけではなくて、
そいいうのはあくまで被写体が珍しかったり被写体の力にすぎないわけであって、
それを撮ったからシャッターチャンスを捉えたんだと思ったとしたら、自分自身の
意図は、そこの何処に、何に込められているのだろうか? という事だ。
もっと能動的に、動物写真を撮る上でも、作画意図やシナリオやストーリーを
絡めていくのが楽しく写真を撮れる事だと思う。

でもまあ、動物園の撮影は楽しい、
冬の動物園は寒いからあまり長時間居られるものでも無いが、
近くに動物園があればさらっと行ってさらっと撮って帰ってきても
十分に楽しめると思う。
大掛かりな機材はいらないし、(悪い意味での)シャッターチャンスを捉えようと
肩に力を入れて撮りに行く必要も無いと思う。
ごく稀に機材自慢をしに来ているような輩を見る事もあるのだが、
むしろ場違いであろう。 コンテスト狙いなのかもしれないが、
機材の性能と被写体である動物が主体では、撮っていても楽しくなさそうだ。
もっと気楽に撮れれば、それでいいのではなかろうか・・?