
大阪は天王寺(てんのうじ)、天王寺公園を経て天王寺動物園を今日は訪れて
みることにしよう。
実のところ、冬の動物園はあまり快適な撮影環境では無い、
吹きっさらしで寒いし、動物達も動きが鈍いか屋外に出ていなかったりもする。
でもまあ、動物図鑑のようなありきたりの動物写真が撮りたいという訳でも無いし、
公園を散策しつつ、動物園は適当に短時間だけ撮ってひきあげるとしようか・・

実は天王寺公園は有料施設であり、いちおう150円の入園料が必要だ。
一応というのは、そのまま続けて動物園に入ると、500円の入園料の中に
公園の料金も含まれる形になり、実質無料となる。
天王寺公園は小さい施設だが、都会のオアシスという感じでなかなか面白い。

都会にある公園、都会にある動物園、というのが1つのポイントであり、
背景の都会的なものを公園施設や動物に絡めて撮れるのが天王寺(公園、動物園)
の楽しみにもなっている。
特に冬は木立も葉が無く、そういったアングルを選びやすい。

実のところ、これがあるので、冬に天王寺動物園を訪れる事がたまにある、
夏場だとこういった背景は木立に隠れてしまっている訳だ。
けど、やっぱり動物達は寒そうにしているのだろうなあ・・ こんな感じかな?

動物園での標準レンズは銀塩換算200mm以上、というところであろうか。
動物園には通称バズーカのタムロンAF200-400/5.6を持っていくのが常である、
300-600mm相当と遠距離の動物を撮るには使いやすい画角となるが、
ただし大きく重いのが弱点だ。
ミラーレンズのタムロン500/8またはシグマ600/8を持って行くケースもあるが、
こんどは銀塩換算750~960mm相当となって、それこそピンポイント、針の穴を
通して見るような画角となり、撮影する事自体極めて疲れてしまう。
1000mm近くともなると、迫力のある写真とか言う以前に、肉眼で見たところに
ファインダー内の画像を捉えることすら難しい。
だから今日はそこまでの望遠を持たず、フォーサーズに180mmレンズ、つまり
360mm相当の画角だ。 まあ動物園ではこのあたりが使いやすいか、逆に
ちょっと長すぎる場合もある。
大きく写したかったら望遠の焦点距離に頼らず、単に近づけばいい場合もある・・

フォクトレンダーアポランター180/4、このレンズの焦点距離は180mmであるが
最短撮影距離は1.2mと近く、マクロレンズ並みとなっている。
(クローズド・フォーカスと呼ばれている)
望遠の弱点である近接撮影性能を犠牲にしていなく、小型軽量なのも嬉しい。
ガラス越しの撮影、実際にここまで猛獣に近づくのはガラス越しとは言え
結構怖いものがある。 きっとアフリカのサバンナなどで至近距離で猛獣を見たら
撮影どころでは無いだろう・・(汗)
あ、そこにも猛獣(?)が・・

しかし、同じネコ科なのに、ずいぶんと動物の種類というのは多様なものだと思う。
ヒト科で何十倍、何百倍も大きさの違う人間は居ない・・
街で絶世の美女を見かけたが伸長が8m40cmもあった・・なんて言ったら大変だ(笑)
レンズだが、望遠レンズになるとともかく巨大になってしまう、
構造上やむをえない事でもあるが、大きく重く高価なレンズは三重苦だ、
小型でも十分な長焦点距離を実現できるのは、今や一眼よりも高機能一眼タイプ
のコンパクトや、あるいはコンパクトのデジタルカメラの得意分野だ。
残念ながら私の持っているそのあたりの機種は、せいぜいが銀塩換算で
200mm程度のものなので、動物園ではもう一つ物足りない。
けど、今後そのタイプで500mmくらいまで望遠が効く機種は、いずれは
入手したいとも思っている。
特に動物園の撮影には色々と融通が利いて便利であろう。
そりゃあ一眼の方がレスポンスが早いし動体撮影などの追従性や瞬時の
セッティング変更も適していると思うが、趣味の撮影でそこまで性能を
追求してもしかたがない、広い動物園を歩き回る事も考えたらやはり
重量級機材はオーバースペックだ、
小型軽量の望遠、できれば明るさも撮影状況や背景ボケを考えると欲しいが
あまり贅沢は言うまい、高感度で手ブレ補正がついていれば十分だろう。
(後編に続く)