
森田「今日はいい天気ですなあ、おまけに、霜月さん、EMAさん、ハミルさんも
揃って撮影会とは、なかなか楽しいですなあ・・」
霜月「ふん、オレは皆と連れ立って撮りに行くのはあまり好きじゃあないんだよ、
写真は、もっと、こう、1人で黙々と撮るものじゃあないのか?」
EMA「あら、霜月さん、やけにストイックだこと・・
今日はね、皆で組写真を撮って、品評会しようという試みだわ」
ハミル「組シャシン、楽しそうです。 ところで今から行くテンノージってお寺デスか?」
(注:全員仮想キャラ、森田=ビギナー、霜月=技巧派、EMA=感覚派、ハミル=外国人)
森田「ハミルさん、天王寺にはお寺もありますが、わたくし達が行くのは、
お寺だけではありませんよ、ここには近代的な場所も、古い町並みも、
なんでもあります。 そうですね・・ わたくしは組写真を撮るなら、
このあたりの下町情緒がある町並みを撮りたいですかねえ・・」
・・・というわけで撮った森田さんの組写真(3点)より。

霜月「ふ~ん、まあ、古い、というか寂れた町並みの雰囲気が良く出ているな」
ハミル「ナルホド、こんな風に組シャシンを作るのですね」
EMA「う~ん、そうね、視点はいいかと思うけど、もう少し一工夫欲しいかな」
森田「あはは・・ まあ、ただ撮っただけという雰囲気ですかねえ・・?」
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霜月「あ~ じゃあ、次はオレの番だ。 そうだなあ、じゃあ、オレも森田さんに
習って、下町風をテーマにしてみようか・・
そうだなあ、あれがいいな、カシャ。 あ、これも・・カシャ。
お、面白いなあ・・ カシャ・・・」
・・・そんな風に、珍しく霜月氏も組写真に挑戦だが・・

EMA「う~ん、なんだか霜月さんのも、森田さんのと似た感じね。
どうしても下町というと、そんな風になってしまうのかしら?」
森田「青空をうまく使ってますなあ、わたくしのは空を入れない写真ばかりで」
ハミル「3枚目はナンでしょう? なんかオモシロイです。」
霜月「人相学ですよ・・ でも、まあ、オレの写真はやっぱり自分で言うのもなんだが
面白みに欠けるなあ(苦笑)」
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EMA「じゃ、ワタシの番ね。 テーマは、そう・・なんだか時間の流れを
あらわすようなイメージで・・でも、なんというか、朽ちた寂しさとか
ちょっと悲しげな感覚かなあ・・」
・・・というわけで、続いてEMAの3点組。

霜月「なんだか暗いよ・・」
森田「1枚目はいつものカギラーですが、2枚目が面白い視点ですねえ・・」
ハミル「フ~ン・・ ちょっとサビシげな雰囲気ですね」
EMA「寂しげな雰囲気が伝われば良いのよ。
天王寺は、華やかな繁華街だけど、それはごく一部だけだわ。
このあたりは、古びた雰囲気があるでしょう? だからそういう感覚で
撮ったらいいのよ。」
森田「なるほどねえ・・ わたくしは、ただ古いものを探して撮ってましたが
モノではなく、感覚で被写体を探すというわけですね・・」
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ハミル「フム、ワカリました。 ワタシもそうやって撮ってみましょう」
・・・さて、ハミルさんの視点はどうであろうか?

霜月「やっぱ全部望遠系かあ・・ ハミルさんは望遠が好きだからなあ。」
EMA「霜月さん、そういう問題じゃあないのよ。 機材はどうでも良いのね、
もっと、こう、ハミルさんの視点が何をどう見ているかとか、
そんな風に考えるのね」
森田「わたくしと同じように古いものを撮っているのですが、なにか違いますねえ・・
なんか、着目している部分があるとか、そんな雰囲気でしょうか?
う~ん、なんと言ったら良いかわかりませんが、わたくしの写真は、
たとえば広角で撮ったとしても、どこに視線が行くわけでもなく、ただ全体的に
撮っているだけ。ハミルさんのは、注目するポイントがある感じですかなあ・・」
EMA「森田さんはいい事を言うわね。ワタシもそう思ったわ。」
ハミル「ボーエンで、イチド何かを見てから、マワリのイメージを入れるように
しています。」
EMA「なるほどねえ。 注目点を決めてそこから、一回引くなり周囲を見渡すなり
して全体の構図を考えるという事ね・・」
霜月「ふむ、面白いな、よし、そのハミルさんの技法は、オレも使ってみよう・・・」
EMA「あら、霜月さんの場合、その前に、何に着目するか、そこからだと思うけど。」
霜月「(ぐう・・(汗) まあ、それはわかっているんだよ、でもなあ、
それがどうしても見出せないのがオレの弱点でもあるわけだ(苦笑)
しかし、組写真のテーマってのはなんだかオレはまだ良くわからない・・
う~ん、困ったものだ、いったいどうしたら良いのだろうか・・?)」
EMA「まあまあ、霜月さんも悩んでいる様子だけど、あせらない、あせらない・・」