今年も熱い季節がやってきた!
そう、ドラゴンボートの季節だ!
中国から伝わった歴史のあるこの競技・・ 関西圏を中心にもうしっかり根付いている。
私がこの競技に魅せられて、この競技を撮り続けもう何年になるのだろうか・・?
22人の乗組員(クルー)・・
漕ぎ手が20人、舵取り1名、鼓手(ドラマー)1名はペースメーカーだ。
シンプルな競技。 相手チームより、ひと漕ぎでも早くゴールすれば勝ちだ。
しかし、シンプルが故に奥が深い。
体力のみならず、気力、知力、そしてチームワーク、それらの総合力が勝敗を決する。
今年もまた熱い季節が始まった。
競技人口は年々増え、関西圏の各大会には、千数百人もの競技参加者が集う。
ドンドンドン・・ また今年も、あの太鼓の音が聞こえる。
ワ~!行け~・・ また今年も、あの大歓声が聞こえる。
ドラゴンボートは、まさに水上の熱い格闘技だ。
関西地区、2007年度の大会の日程をご紹介しよう。
7月 1日(日) 相生大会(兵庫)
7月15日(日) 天神ボンドカップ(大阪・桜ノ宮) フォトコン有り
8月 5日(日) 琵琶湖ドラゴンキッズ(滋賀・なぎさ公園)
8月26日(日) 関空ドラゴン(大阪・関西空港二期島)
9月29日(土) 琵琶湖1000m(滋賀・瀬田・琵琶湖漕艇場)
9月30日(日) 琵琶湖スプリント(滋賀・浜大津・琵琶湖競艇場)フォトコン予定
10月14日(日) 和歌浦ドラゴン(和歌山・ポルトヨーロッパ)
いずれもの大会も入場料は無料だ。 その場所に行けば自由に観戦できる。
(注:詳細は、
ドラゴンボート協会HPを参照のこと)
そして、フォトコンも一般参加が自由だ。 誰でも自由に撮りにきて応募すれば良い。
(注:
7/15の天神大会では、先着50名に、フォトコン参加用パスがもらえる
このパスがあると、撮影可能な場所などの制限が緩和される)
しかし、この競技を甘く見ていたら写真なんぞ絶対撮れない。
真夏の35度を超える炎天下で、朝から晩まで走り回って、汗びっしょり、埃まみれ、
水びたし、日焼けパリパリ、疲労困憊して、それでやっとドラゴンの写真は撮れる。
つまり、選手や競技に一体化することで、ドラゴンへの道がひらける。
もし、フォトコンに参加したかったら・・
三脚族お断り! 隠し撮りお断り! 軟弱なカメラマンは用無しだ。
自慢の高性能望遠レンズを持ってくるが良い。
炎天下で8時間以上それを振り回して撮るが良い。
腕がパンパンに腫れるまで重たいカメラを振り回してみるが良い、
選手はもっともっと過酷だ、重たいパドル(オール)を全力で漕ぎ続ける!
撮影もまたスポーツだ、楽して写真が撮れるはずも無い。
人物を撮りたかったら、出場選手にはちゃんと声をかけて、自分も競技に参加して
いるように堂々と撮れば良い。ただし選手の数の多さにビビってはならない(笑)
もちろん場の空気も読めよ、負けたチームの写真撮るなら、それなりの配慮をしろよ。
スポーツマンシップにのっとって競技や人物の写真を撮るんだ。
けど、そんなに簡単な事じゃあないぞ。 気弱なカメラマンなら屈強な体格の選手に
声をかけることすらできないだろう・・
しかし、遠くからパシャパシャと隠れて撮ってなんになるんだ?
真正面からぶつかってみろよ、それが人物写真の真髄だろう?
それらができるならば肖像権は気にするな、選手の誰もが喜んで被写体になってくれる。
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それだけを心がければ、きっと君にも勝利の女神は微笑みかける。
水上の女神様もいっぱいだし・・(喜)
ドラゴンボートの熱い季節、今年もいよいよ本番スタートだ!
協会作成の天神大会のポスターを最後に載せる。
ちなみに来年の大会ポスターは、フォトコン優勝者の写真から作られる!