料理教室「
暖彩」のマリ先生からメールが来た、
『匠さん、今度神戸で料理教室があるので、一度遊びに来ません?』
『ハイ、行きま~す!』 即答OKである(笑)
そう、マリ先生は薬膳料理研究家なのだが・・
勿論その料理教室にも興味があるのだが・・
いや、それは、マリ先生が独身美女だからというわけでは無いのだが・・(笑)
で、はたして、薬膳料理というのは、いかなるものなのだろうか・・?(汗)
心配はそこだけであった。 元々、肉類や、インスタントやジャンクフードと、
やや偏食傾向の私だけに、健康食というのはあまり馴染まないかも知れない。
料理教室に着いて、素材を見ると少し安心した。
普通の野菜、普通の肉や海産物・・ 調味料も普通のものだ(化学調味料は無し)
あおは木の実などの自然食材などが若干含まれているくらいか・・
鶏肉とかもごく普通に使う。
「精進料理」のようなものを想像していたのであったが、
まあ、最後に試食があっても、これなら美味しくいただけそうだ。
早速マリ先生は、手馴れた様子で調理を始めた・・・
やはり包丁の扱いが上手いなあ・・
包丁を使って素材を細かく切る作業というのは、どうも私は苦手だ。
だから、料理を作る際にも、大雑把な切り方で済むようなカレー等の料理になってしまう・・
冷し中華に入れる錦糸(きんし)卵ですら上手く切れた試しがない(苦笑)
結局、包丁というか刃物に、心理的な恐怖感があるのかもしれないなあ・・
それを克服するには、ひたすら料理を作って練習するしかあるまい。
---
ところで、今日の料理教室は、というと、マリ先生のほかに生徒さん数人が来ているだけ。
どうやら、正規の料理教室ではなく、自主的な研究会のようなものらしい。
なるほど、だから私が来て写真をパシャパシャ撮っていても邪魔にはならないわけだな。
正規の料理教室だと、まず講義があって、それから調理実習、さらに試食会と後かたずけ
という段取りで進むらしい。
う~ん、やはり料理の出来る女性はいいですなあ・・
そして、料理をしている女性の姿を撮るのも、楽しいですなあ・・(笑)
それにしても、料理は同時進行の要素が強い、というのはいつも感じること、
手順とかを上手く考えないと混乱してしまうであろう。
そのあたりは過去のグルメシリーズの記事でも良く書いてきている。
で、それに加え、今回は研究会ということで、試作品の料理を色々作っているらしい、
・・・という事は、明確にこんな料理を作るという風にレシピがあるわけでは無いのか・・
音楽で言えば「アドリブ」であろう、きっとこういうのは、どの素材とどの素材、
あるいは調味料を組み合わせると、どんな味になる、というのが明確にわかっていないと
出来ないのであろうな。
そしてあとは創造性か・・
一品目ができた様子だ。 素材の味を生かしオリーブオイルと僅かな調味料を用いた
だけのシンプルな料理に見える、これが薬膳なのだろうか?
さらに一品・・ 驚くほどの速さで、どんどん料理が出来上がってくる。
勿論火を通す料理もあるのだが、複数の料理の出来上がりのタイミングを近づける
ように、手順を工夫しているのだろう。
クコなどの木の実などをふんだんに使って、ターメリックなどのスパイスも若干
使っている様子だ。 なるほど、薬膳というのは、そういう事か・・
マリ先生の料理教室、かなり興味が出てきた。
今のところ男性向け教室というのは無い様子であるが、別に女性に混じって
料理をしても何ら問題は無いであろう。
趣味の世界、といえば趣味なのであるが、料理に関して言えば、音楽や写真よりも
実用度が高いと思う。 なにせ、食べないと生活できないわけだしなあ。
ただ、あまりに趣味と仕事、あるいは趣味と生活が密着してしまうと、それはそれで
しんどいものもあるのだと思う。 まあ、しかし、料理を習うくらいでは、
そんな事もないのであろう。
偏食傾向の解消の為にも、ヘルシー指向に走るべきか?
う~ん、それよりもやはり美人の先生という所が、最大のポイントなのか・・?(笑)
ちなみに、マリ先生が料理を撮るカメラを欲しがっていたので、GR Digitalをオススメした。
え? 今日のカメラの話はそれだけかって? まあ、今回はそれどころでは無い・・(笑)