私がたまに書く「スーパーレンズ」という言葉。
撮影会などに行ったり、撮影の名所に行くくと、サンニッパやら白玉やらをこれみよがしに装着した
機材自慢の人達をよく見かける。
私が言うスーパーレンズは、そんな高価なだけで常用できない代物では無い。
・常用できる範囲の焦点距離や大きさ・重さであること
・価格は関係無く、その製品と類似のスペックに比べて飛びぬけて描写力が優れていること
・中古で10万円程度までと、現実的に購入可能で、常用できる(飾り物にならない)こと
・実際に自分で使ってみて、様々な条件で他のレンズとの描写を比較した結果であること
スーパーレンズは、一番安価なものだと、例えばミノルタα用50/2.8マクロ旧型、このレンズは
12000円前後で購入できるが、50mm標準マクロの中では最優秀レベルの写りをする。
他には、
タムロンSP90/2.8マクロ、フォクトレンダー・アポランター90/3.5SL、ニコンDC105/2、
シグマAF24/1.8EXDG、オリンパス・ズイコー90/2マクロ、キヤノンNewFD50/1.4、
コンタックス・Nプラナー85/1.4、ペンタックスFA77/1.8Limited、リコーGR21/3.5
(いちおう公平のため各社1本づつをチョイスした)あたりもスーパーレンズと言えよう。
これらのレンズは、収差の少ないこともさることながら、大口径の物はピント面のシャープさと
背景のなめらかなボケ味に優れるものが多く、その点の比較では安価なダブルズームセット
やコンパクトデジカメでは手も足も出ない。