本年のドラゴン大会で最も楽しみにしていた、静岡清水港の
「ツナカップ大会」が台風接近により中止に決まったとの連絡
を受け、ちょっとがっかりしている最中・・
天候はともかく、清水港には避難で停泊している船舶が沢山ある
とのことで、まあ、それだと、しかたないか・・という感じだ。
それにしても今年は台風によるドラゴン大会中止のケースが多い、
これで4つ目か、あるいはそれ以上か・・?
さて、気を取り直して「猪名川大会」の模様より。
正式名称「第一回猪名川ドラゴンボートフェスティバル」
猪名川は、兵庫県を流れる川で「いながわ」と読む。
関西の人間には、古くから続く「猪名川花火大会」などで
おなじみの地名だ。
2014年9月28日、今回の大会会場は、大阪府池田市、五月山公園の
西側の猪名川河川敷だ、対岸は兵庫県川西市になっている。
つまり、”猪名川”が大阪府と兵庫県の県境というわけだ。
さて、「猪名川大会」の主催は、池田市JC(青年会議所)
長年ドラゴンボート大会を猪名川で行いたいと計画していた
そうで、やっと念願かなって今年初めて大会が実施できた。
大会本部で、成績を掲示するホワイトボートの裏には、
てるてる坊主が沢山・・
ドラゴンボートの絵まで書かれてあり、よほど待ちに待ったという
感じなのであろう。
前述のように、今年はいくつものドラゴンボート大会が、台風等の
影響で中止になっている中、猪名川大会は、てるてる坊主の効果も
あってか?、天候は快晴、9月末にしては気温も30℃位まで上がり、
日中はかなり暑く感じる。
----
ちなみに、冒頭の写真手前は、大阪のドラゴン専業チーム
「打艇(だちょう)龍舟倶楽部」
同チームからは話を聞いてなかったが、8月に福井県で行われた
「九頭竜ドラゴンボート大会」で優勝(2連覇)されたとのことだ。
さて、入魂式(この大会では「目入れ式」と言っていた)
これは、大阪の大会では、ほぼ必ず行われる慣習(儀式)で、
来賓、大会役員などにより、ドラゴンの目に朱が入れられる。
そして、その際、集まっているチームは、太鼓を鳴らしながら、
「うお~っ!」と”ときの声”を上げるのだが、第一レースは
市内の部、つまり、今日初めてドラゴンボート大会に参加する
チームばかりなので、ちょっと要領が、わからなかったようだ。
本大会のボートのレギュレーションは、いわゆる”スモール艇”
つまり、漕ぎ手10人、太鼓手1、舵取り1の、合計12人乗りだ。
艇は、京都の宇治から陸送されてきたものだ、宇治大会は
昨年(2013年)から始まったのだが、近隣に海などが無い為、
大会専用の4艘のドラゴンボートを新規購入している。
昨年位より、通常の22人乗りレギュラー艇に対し、スモール
ドラゴンがむしろ主流となりつつあるが、まだスモール艇自体の
数があまり無く、現状では遠方から運ばざるを得ない。
(ちなみに、陸送、クレーンによる上げ下ろしなどの費用は
結構高価であり、だいたい4年くらい続けて大会を行うならば、
主催側で購入した方が安くなるらしい)
そして、宇治から運んできた1号艇は、FRP製船体の一部に
保管時に部材が衝突して穴があいていた模様で、ODBA(大阪協会)
スタッフが大会前日に慌てて補修作業。ただしFRP用補修剤は硬化に
時間がかかるため使用できず、速乾性パテを使い、なんとか大会当日
に間に合ったという状況だが、そうした作業に慣れたスタッフの手に
よる修理は実に見事なもので、あらかじめ話を聞いていたのだが、
1号艇を見ても、ちょっと見には補修箇所がわからない程であった。
市内の部参加は11チーム、ほとんどが初めてドラゴンボートを
漕ぐ選手達だ。1回戦は案の定バラバラの漕ぎで、200mレースで
1分20秒台という状況なのだが、中には、ドラゴン専業チーム
並みの1分台前半の好タイムを出してくるチームもある。
レースは2艘建て、予選は2回戦で、タイム上位4チームが準決勝
に進出できる。今のところ、市内の部の場合、予選突破タイムが
1分2秒前後、優勝タイムが1分ジャストくらいと予想できるが、
ただ、ビギナーチームの場合、予選の1本目では遅くても、2本目
で、10秒からそれ以上タイムを縮める事も良くある。
対して市外の部(ドラゴン専業チーム)の参加チーム数は19、
強豪チームの姿も見れるので、予選突破タイムは57秒前後、
優勝タイムは52~53秒前後と予想される。
しかしながら、風や水流といったコースコンディションの影響も
あるので、タイムについては、今のところなんとも言えない状況だ。
今回のドラゴンボート大会の主催は、前述のように池田JCで、
悲願のドラゴン大会実施に向け、何年も前から企画を検討してきた。
また今年になってからは、各地のJDBA(日本ドラゴンボート協会)
関連のスモールドラゴン大会、すなわち、ATC大会,宇治大会、
琵琶湖スモール選手権、の各大会に、池田市チームとして参戦し、
大会の雰囲気や運営方法などを勉強していた様子だ。
---
さて、市内の部参加は、11チームなので、2艘建てでいくと
半端が出る、よって最後の1チームは、いきなりドラゴン専業
チームとあたることになる。
池代JCのスタッフ達(多数来ていただいている)や、地元などの
一般観戦客は、まだ、ドラゴン専業チームの漕ぎを見ていない。
下手をすると、ビギナーチームの漕ぎを観て、ボート大会というのは
このような、のんびりしたものなのか?と思っているかも知れないが、
まあ、後できっと驚くに違いないのだが・・・
市内チームの応援団と思われる方を見かけたので声をかけてみよう。
匠「応援ですか? え?中西家というチームはありましたっけ?}
中「いえ、チーム名は・・ え~と、なんと言ったかなあ・・?
あ、そうそう、「チギッターズ」でした。」
匠「ああ、「チギッターズ」さんは、(チーム数が半端なので)
1回戦でドラゴンボート専門のチームに当たってしまいますね」
チ「はい、”河童”さんとか・・ どんなチームなのですか?」
匠「女子ばかりのチームです、ただし、とても強いです、
タイムは恐らく1分ちょうどくらい、市内の部の一番速いチームと
同じくらいでしょうか・・」
チ「そんなに強いところと当たるのですか?負けてしまいますよ」
匠「いえ、予選はタイム上位なので、順位は関係ないです、むしろ
強いチームと当たると、ひっぱられてタイムが良くなりますよ」
チ「なるほど・・」
冒頭で紹介した「打艇龍舟倶楽部」が、今年の大阪「北港スプリント・春」
大会で、レースに3連敗しているのに準優勝した事があった、これは、
いずれものレースでも速いチームと当たった為であり、そのペースに
ひっぱられて、自然にタイムが良くなっていたのである。
まあ、タイムレースの場合は、こういう事例もあるので、速いチームと
当たるのはむしろ有利のように思えてくる。
----
さて、話題の「Team 河童」が発走準備に入っている、
本日初のドラゴン専業チームの登場、しかも女子強豪の河童だ。
なにせ、「河童」と言ったら、過去、女子の部の無い様々な大会
にも紅一点で単独参戦、例えば、和歌山、高石、ATC・・
それらの大会のオープンの部で、男子ばかりの周囲のチームに
混じって漕いで来た。
今年のATC大会では、そうしたチームに混じって予選レースを
トップでゴールした実績があるし、5~6年前には、和歌山大会で
男子ばかりのオープンの部で総合3位に入賞したこともある。
また、今年の高石(堺泉北)大会では「河童さんは、オープンの部で
漕ぐ必要は無いのでは? 混合の部で出ても良いのでは?」という
呼びかけに応じ、男女混合の部で出場となった、予選をレーストップ
の好成績で通過し、結果的に入賞こそ逃したものの、見事、決勝進出
となった。
レース前、「河童円陣」を組み、奇声を張り上げ、周囲の男子チーム
を圧倒する。
以前は、その奇声は、「キェーイ!」と気合の入ったものだったが
近年は、「うっふ~ん」という、お色気バージョン(笑)も増えて、
”硬軟取り混ぜ”て、周囲の男性チームを、やはり圧倒するのだ。
密かに思っている事だが、「河童」が凄い漕ぎを”魅せる”ことで、
地元池田市の人達の驚く反応が非常に楽しみだ。
本日、「河童」には、あらかじめ話を聞いてある・・
匠「お疲れ様です、スモール大会で看板は手に入りましたか?」
(注:スモール選手権で、河童の写真が、大会の看板、パンフに
使われていたので、河童チームは、それを欲しがっていた)
河「あの後、大会本部にかけあってみたのですけど、無理でした」
匠「まあ、そうでしょうね、看板の台は何度も使う物だし」
河「ええ、そうみたいでした。しかし、ウチのチームも、どれだけ
自分好きか・・ですよね(笑)」
匠「スモール大会で河童さんの写真が使われたのは、昨年私の方で
撮った写真の中から、たまたま滋賀県協会さんの方で選んだもの
でしたが、この猪名川大会のポスターでは、昨年の大会がなかった
ので、私が一番手前に河童さんが写っているのをセレクトして
池田青年会議所さんに送ったものです(以下写真)」
河「へえ、そうでしたか! ありがとうございました」
匠「まあ、たまたま、スモール選手権と続けてなので、ポスターが
河童さんばかりになってしまいましたが・・
で、ところで、今年は河童さんはずいぶん好調みたいですね。
今日は1分ジャストくらいいけますかね?」
河「はい、できれば1分を切るのが目標です」
匠「コンディション次第では無理なタイムではないと思います、
ちょっとフォローの風で、水流も少しあるみたいですしね」
河「はい、がんばります!」
----
本部アナウンスが、次のレースの紹介を始める。
本「1レーン。チーム河童、こちらは、全員女子のチームです
2レーン、チームチギッターズ、市内から参加のチームです」
その時、スタッフの池田JCの若手男性陣が、口々にこう言っていた。
池1「へえ、女の子ばかりのチームなの? 可愛いじゃん」
池2「そうだね、華やかでいいね」
池3「ドラゴンがきっかけで仲良くなれたりして・・」
匠(ふふふ・・「河童」の漕ぎを見ても、そう言えるかなぁ・・)
さて、レースが始まるようだ。出走アナウンスが始まる。
出「スタート1分前・・・ Are You Ready? Attention Go!!」
「河童」が怒涛のロケットスタート。
今までの市内の部のレースとは比較にならないスピードの猛ダッシュだ。
この時、河童の強烈な漕ぎの水しぶきをモロにかぶった「チギッターズ」
「何が起こったのか?」と、1~2秒の間フリーズしてしまっていた・・
その後「はっ! レースだった」と、やっと我に返って漕ぎ出す。
池1「速っ! 凄っ!・・・」
池2「むう・・・・」
池3「ぐっ・・・」
池田JC男性陣、初めて見るドラゴン専業チームの漕ぎに、思わず絶句。
しかも女子チームなのに市内のどの男性チームよりも明らかに速そうだ。
「可愛いじゃん」とのギャップに、まさかの呆然自失・・
会場の観客達からも「おお・・」とか、ため息に似た感想が聞こえてくる。
「河童」は、あっというまに、地元チームに数艇身、約10秒以上の
差をつけている、しかしまだ中盤、この分では20秒差くらいついて
しまう可能性もある。まあ、しかし「河童」としてもタイムレースで
ある以上、1秒でも速くゴールしないと予選突破はならないわけだから
廻りの状況は関係ない、ともかく目標の1分を切るタイムを目指すのみ。
かわいそうなのは地元チーム、先ほど「速いチームと一緒に漕ぐと
引っ張られて速くなる」と言ったのだが、これだけ差がついてしまうと
むしろ、やる気を失ってしまい、逆効果だったかも知れない(汗)
河童は結局、1分2秒台と、目標タイムにはやや届かず。
ただ、地元チームとは20秒以上の差がつき、女子チームである
「河童」でも、すでにこの差・・と池田の人達に強烈なインパクト
を与えたと思う。
そして、このレースでコースコンディションがだいたいわかった、
本日使っているチャンピオン艇の場合、22人乗りのレギュラー艇と、
小さくて軽い12人乗りのスモール艇の速度は、ほぼ同等だ。
「河童」を含むドラゴン専業チームのフラットなコンディション下での
タイムは、ほぼ安定していて、そんなに何秒も変わるものではない。
なので、通常、そのチームが出せるタイムと、実際のタイムとの差が
わかれば、その時のコースコンディションが大体わかるという訳だ。
で、ちなみに・・
7月の日本選手権(22人乗り)での河童のタイムは1分02秒、
9月のスモール選手権での河童が1分00秒、という感じだったので、
本レースとのタイム差はあまりないか、若干今回が遅いくらいだ。
つまり、今日のコースは、風と流れがフォローだが、さほど影響が
あるわけではなく、ほぼフラットなコンディションに近いという事で
あろう。
すると、ドラゴン強豪チームの、「河童」に対するタイム差は、
スモール艇では、約5秒程度のアドバンテージなので、やっぱり
準決勝進出タイムは57秒くらいになるだろうか・・?
----
市内の部は、結局1回戦では、2チームが、1分01秒、1分02秒
と、他チームを離しての好タイム、ただし今回の大会は合計タイム制
ではなく、ベストタイム制なので、まだ順位はわからない。
どの市内チームも初めての大会なので条件はさほど変わらない、
どこかのチームが、上手く揃った漕ぎで好タイムを出せば、それで
予選を突破できる。
----
さて、これからしばらくはオープンの部(ドラゴン専業チーム)の
1回戦が続く、テントを廻って注目チームを見ていこう。
匠「おや、南風(なんぷう)さん、相生からようこそ!」
そう「南風」は、相生ペーロンの強豪チーム、今年のペーロンでも、
「磯風漕友会」、「堀和希(ほりわけ)」、「牧島(長崎)」と熾烈な
決勝戦を繰り広げている。長く続くチームで、過去相生ペーロンでの
優勝経験もあり、また、過去、たまに他地区の大会(鳥取の東郷湖や、
滋賀の高島ペーロン等)にも参加している模様だ。
南「どのチームが強いっすか?」
匠「そうですね、今日の参加チームの中では、「DDT」と「都島」
でしょうか・・彼らは元々「bp」というチームで、強いです。
相生の「磯風」より少し遅れるくらい。そう、相生のチームで
言えば、だいたい「堀和希」くらいの実力でしょうか」
南「それならば、オレ達も頑張ればなんとかなるっす!」
まあ「南風」は、毎年、相生で国内最強チームの「磯風」や地元
強豪達と決勝を戦っているので、大阪の強豪チームと言っても驚かない。
匠「ところで、相生で見せた「レインボーカラー」のユニフォーム
は、今日は着ないのですか?」
南「ああ、あれは今日は持ってきてないっす」
匠「前から聞こうと思っていたのですが(といっても機会が無かった)
レインボーカラー、あれ、ポジション変えられないですよね?」
南「ポジションが決まってから着るっす」
(まあ、当たり前か・笑 でも、それだと場合により、色をそろえる
為に、他の人のユニフォームを着ないとならないかも・・汗)
匠「了解です、では、今日はともかく決勝に残るようにがんばって
くださいね、せっかく遠くから来たのだし」
南「うい~っす、頑張ります!」
先日の琵琶湖の「スモール選手権大会」では、地方強豪チームの参戦が
相次いだ。たとえば、九州からは熊本の「津奈木(つなぎ)海龍」や、
鹿児島の「怒涛飛沫(どとうしぶき)」、鳥取から「東郷ドラゴン」、
瀬戸内の「坊勢酔龍会」、相生の「奴RUN会」、和歌山の「くまもっこり」
静岡からは、初参加「遠州舸(はやぶね)会」と常連の「海猿火組」
・・という風に京阪神のみならず、遠方からの参加チームが多いのは
なかなか嬉しい、ドラゴン界における交流や普及・発展に繋がるからだ。
10年ほど前迄は、高校野球的なノリで、地元のチームを応援する観客や
スタッフ、選手達も多かったのだが、近年は様相が変わってきている。
まあ、ドラゴン大会の参加チームが無限にあるのであれば、地元贔屓も
いたしかたないのだが、大会参加チームの数は限りがあるし、加えて
大人数でチームを組むドラゴンボートは選手集めの段階から大変なのだ。
ましてや遠征試合となれば、交通費や宿泊費など選手達の負担も大きい。
なので、遠方からわざわざお金や時間を費やして大会に参加してくださる
チームは、大会の運営側にとっても、ありがたい存在であるし、選手達に
おいても、滅多に対戦できない地方からの強豪チームと戦うのが楽しみに
なっている。よって、近年では、どちらかといえば、地元より遠方贔屓の
傾向がドラゴン界に出てきている。「地元のXXチーム? ああ、また次の
大会で頑張れば良いさ、せっかくなので遠くから来た△△チームに賞品を
持たせて帰らせてあげたらいいよ」という考え方に、見る側の視点も
変わってきているのだ・・
さて、専業チーム紹介に戻って、こちらは、大阪産業大学「常翔喜龍」
(じょうしょうきりゅう)すっかり各大会の常連チームとなりつつある。
大学チーム故に卒業によるメンバーチェンジが毎年あり、
安定した実力を発揮するにはいたっていないが、まあそれでも
若手を代表するチームに育ちつつある。
匠「あれ?今日は他のメンバーはまだ?」
常「レースが11時半ごろなので、ゆっくり集まるみたいです」
匠「じゃあ、また皆集まったら写真撮るから声かけてね」
常「はい、お願いします!」
ドラゴンボートの事を知らない一般の方と話をしていると
「どんなチームが出場するのですか? 大学? 社会人?」という
質問を良く受けることがあるが、以下のように答えることが多い。
匠「大学のチームは少ないです、ボート部やカヌー部に所属していて
たまにドラゴンにも出場するという大学はいくつかありますが、
ドラゴン専業の大学チームとなると、数えるほどしかありません。
むしろ社会人チーム、つまり、同好会や、企業、施設、公共、
スポーツクラブなどの比率が圧倒的ですね」
・・という感じで、大学や専門学校のドラゴン専業チームは貴重な
存在だ、メンバーの代替わりが激しく、その時期によってアクティビティ
(活動力)が異なる場合もあるが、卒業メンバーが就職先で新たな
ドラゴンチームを結成する事もあると聞いているので、大阪産業大学、
兵庫教育大学、さらには、OCT大阪工業技術専門学校、静岡や東海の
各専門学校等、学生チームにも是非頑張っていただきたいと思う。
(まあ、相生看護専門学校は、ほどほどで良い気もするが・・笑)
----
さて、まだまだ、地元や、専業チームで紹介したいチームは沢山
あるのだが、今回の記事は3本立を予定しているので、「前編」は
このあたりまでで・・ 以下、中編に続く。