2006年からスタートした全国でも珍しい小学生選手を主とした
ドラゴンボート大会が、今年も8月3日に琵琶湖で行われた。
大会要綱だが、「小学生の部」、「親子の部」の2カテゴリー、
小学生の部は、20人の漕手のうち、16人が小学校高学年で、
大人は4名の乗船、親子の部は小学生10人+大人10人だ。
で、これだけの数の、ボートに乗れる小学生を集めるというのは、
なかなか難しいのだが、そのあたり、さすがに小さい時から
マリンスポーツに親しむ機会の多い滋賀県(琵琶湖)ならではの
スポーツイベントだ。私としては、いずれは琵琶湖以外の他地区、
例えば大阪ATCや静岡県清水など、子供が多く集まる商業施設で、
こうしたキッズ大会を実施したいと密かに考えているのだが、まだ
具体的な動きには至っていない。
大会会場だが、「大津市なぎさ公園」となっている。
この場所は、京阪浜大津駅から、商業施設アーカス方面に向かって
徒歩10分ほどの琵琶湖畔、少し向こうには大津プリンスホテルも
見える、浜大津港では観光客船「ミシガン」や「ビアンカ」も
次々に出航するという、琵琶湖の玄関口となるレジャースポットだ。
それらの観光客船を運営する「琵琶湖汽船株式会社」さんが協賛して
くださっている大会なので、上位チーム等には、賞品としてチーム
全員分の乗船券が配られる。ミシガンの乗船券は、大人で3000円
近くするので、結構豪華な賞品だ。
私もミシガンには以前乗船した事があるが、雄大な琵琶湖の景色や
涼風が心地よく、飲食関連や船内エンターティンメントも充実していて
なかなかゆったりとした気分にさせてくれる。
また近隣の「浜大津アーカス」も、シネマコンプレックスや
ボウリング場を備えた複合商業施設で、私もこのあたりに来た時には、
よく食事などで利用する。で、例年このキッズ大会の翌週には、
浜大津近辺で琵琶湖花火大会が行われる、その際にアーカスからの
観覧は便利で快適そうなのだが、残念ながら今年は、花火大会当日は
アーカスは全館休館となったとのことだ(駐車場、展望デッキにも
入れない)恐らくは、31万人以上(!)という観客数の為、
混雑しすぎて収拾がつかなくなっているのであろう。
近年は各地の花火大会で警備・誘導の困難さなどの理由で、様々な
制約が課せられたり、花火大会そのものが中止に追い込まれている。
減った花火大会をめぐって、数日前からレジャーシート等による
場所取り合戦が繰り広げられ、各地で社会的な問題となっている。
1つのイベントに集中しないで、適宜分散すれば良いと思うのだが、
近年ますますその傾向が強くなってきていて、各地でトラブルの
原因になっているのは、私が最近「イベント・ドリブン」と
良く呼んでいるように、困った世の中の傾向だと思う。
さて、開会式が始まった。
今年のキッズ大会への参加チーム数は、15チームとなっている。
単純に選手22人を掛ければ300人ほどなのだが、実際には、
スタッフをはじめ、応援の家族の方などが沢山詰め掛け、一般観客も
まずまず多いので、600人ほどの集客規模の大会となっている。
さすがに小学生達は、じっとしていない(笑)
よく小学校での炎天下の朝礼などで校長先生の長話しに耐えられず
倒れてしまう児童もいるのだが、まあ、さすがにドラゴン大会の
開会式では、そんな長話しも無いし、日ごろから様々なスポーツで
鍛えているキッズ達だし、そうした問題は無い。
今日の天候は曇り、朝方、この近辺は雨が降ったそうだが、幸い
にして昼間は雨は降らない様子だ。
この大会では、以前も前日に大きな台風が通過した事があって
開催が危ぶまれたこともあったが、幸い大会当日に大雨等になった
ことは無い。ただ、一昨年、第7回大会では、強風の為、湖で
ある琵琶湖にも高波が出て、予選中に、浸水して沈没艇が出て
しまったため、大会が途中中止になった。その1回を除いては、
毎年の大会はつつがなく行われている。
選手宣誓。
宣誓する選手を決めるのは、たいてい開会式の直前な様子だが、
いきなり言われたのにもかかわらず、はっきり、堂々とした宣誓で
なかなか最近の小学生もやるなあ、という感想。
選手達は、どんな所から集まってくるか?と言えば、一般的に
想像されるように「XX小学校チーム」といった括りは皆無である、
実際には、そのほとんどが"スポーツクラブ"となっている。
写真は「大津スキースポーツ少年団」、この大会の常連かつ強豪チーム
であり、特に「小学生の部」では圧倒的な強さを誇り、連覇中だ。
もっとも、小学生としてこの大会に参加できる期間は、高学年の間
だけの3年間だ、3年を超えて連覇を続けられるというのは、
指導力に起因していると思われる。この「大津SS]を指導するのは、
滋賀県の強豪ドラゴンボート専業チーム「龍人(どらんちゅ)」の
選手達だ。 同様に「平野スポーツ少年団」を統括するのは
同じくドラゴン強豪「小寺製作所」、さらに、現在「親子の部」で
連覇中の「池の里Junior Lakers!」は、勿論「池の里Lakers!」の
子供チームである。
このように、ドラゴン専業チームが各々のバックについているため、
まず特徴としては、子供の大会とは思えぬハイレベルなレースが
展開される事だ。
写真は、「池の里Junior Lakers!」、なんと小学生にして
カーボンファイバー製の「マイ・パドル」を持っている選手もいる。
これは、ボウリングで言えば小学生が「マイボール」を持っている
くらいのレベルである、マイボールにしても、マイパドルにしても、
子供達は成長していくから、数年で買い換えなくてはならないで
あろう、そんなデメリットがあるにもかかわらず、そうした専用器具
を購入して使うというのは、そうとう真剣に競技をやっているという
事になる。
この大会カテゴリーの「親子の部」では、各チームのバックにつく
ドラゴン専業チームのお父様、という状況もあり、子供の名を借りた
「代理戦争」という様相を呈してきている。
しかし、それが悪い、という訳ではなく、レースを観戦する上での
裏の楽しみとして興味深い。
「あちらのチームに去年負けたから今年は勝つぞ」と、お父さん達
が熱くなっている様子はなかなか微笑ましい。
ただし、近年そうした状況から、チーム間の実力差が出始めている、
例えば、速いチームは、200mの大会で1分台の前半のタイムだ。
数年前までは1分10数秒台だったのが、近年では1分10秒を切り、
今年は1分2秒、という超ハイレベルなタイムも出ている。
ちなみに、大人の日本選手権大会でも、同じ200mで、混合決勝で
1分ジャスト位というタイムなので、まあ、様々なレースコンディション
の差はあるものの、小学生の大会とは思えないレベルに、観客達も驚く
事であろう。
こちらは、京都より参戦の「メタルスタイリスト福田イエロー」
チームのお父様達である。企業のチームであり、近年の「宇治大会」
では「メタルスタイリスト福田ブルー」、同「レッド」の2チームを
参戦させている。
メ「今度は子供のチームで”イエロー”を結成しました、
さらに、女子チーム”ピンク”を検討中です。」
匠「アハハ、まるで”ゴレンジャー”ですね」
メ「女子大会は、どんな所でやってますか?」
匠「女子チームが集まりさえすれば、どこでもやると思います、
手ごろなところでは”琵琶湖ペーロン大会”がありますね、
”琵琶湖スモールドラゴン大会”でも今年も女子はあるかな?
いつも出ていらっしゃってる”宇治大会”でも、2~3の
女子チームに声をかければ、成立するとは思いますよ」
メ「なるほど、で、女子は何処が強いのですか?」
匠「ドルフィン、河童という2チームが強豪です、ただし、彼女たちは
日本選手権クラスのメジャー大会とかで顔を合わせるだけで、
たとえば今年のATC大会や堺泉北大会では「河童」の1チーム
だけでした。それに続くチームが「東京」「大阪」の各混成チーム
です。ですので、「メタルスタイリスト」さんが女子チームを
結成すれば、少し頑張れば3位入賞できる可能性は十分にあります」
メ「ふむふむ、じゃあ、ちょっと(女子チームを)検討してみようか。
けど、そうした大会情報がなかなか入手しずらいのですよ」
匠「滋賀県協会、あるいは日本協会のHPではダメですか?」
メ「あまり詳細が出てなくて・・」
匠「そうですね、確かに最小限の事項しか書かれていないかも知れません
まあ、気が付いたら、私の方からも指摘しておきます」
今回の大会での最大勢力は、「小寺製作所」の「小寺団長」が率いる
「平野スポーツ少年団」だ、直接指揮を行う「平野バドミントン」が
3チーム、他に「バレー」「サッカー」「野球」なども参戦、
都合9チームにもおよぶ。「野球」は本来3チームでエントリーする
筈だったのだが、1チームは、本業の野球の大会とかぶってしまった為、
欠場となった。まあ、そちらを優先するべきなので、やむを得ない。
大会の方は、1回戦レースが進んでいる。
今日のレースは2回戦制で、タイム制となっている。
すなわち、1本目と2本目のタイム合計が少ないチームが勝ち、という
シンプルなレース構成だ。ただ、この形式は観戦側は、何処のチームが
どれくらい勝っているかを、順位戦の場合よりも、正確に把握するのが
少々難しい。
例えば、強豪3チームの1本目、Aチーム1分6秒、Bチームが
1分2秒、Cチームが1分7秒、さて、Cチームが優勝するには、
Bチームの2本目が1分6秒だったら、何秒出せば勝てるのか?
その時Aチームの2本目のタイムはいかに? といった感じで、
常に沢山の数字を頭に入れておかないとならないからだ。
秒単位以下のコンマ単位の勝負になると、集計結果が出るまでは
順位がわからない事も多々ある。
それと、本日。午後からは「フレンドシップの部」が予定されて
いる、これはドラゴンの大会ではおなじみのエキシビジョンレース
であるが、まあ、本大会では、子供達の体験乗船会としての役割も
持っている、この「フレンドシップ」では、年齢制限がなく、
小学校低学年(あるいはそれ以下)でも乗船できる。
写真は、今回はレースではなく「フレンドシップの部」をメインと
してエントリーしている「サンタナ学園」の皆様。
滋賀にある様々な大企業で働くブラジル人系の学校だ、
公用語は日本語とポルトガル(ブラジル)語。
私は、ポルトガル語はあいにく良く知らないのだが、
それと似ているスペイン語はちょっと勉強したことがある、
しかし、それがサンタナ学園の人達にはまったく通じない。
(以下、日本語(書いたまま)でのやりとり)
匠「ブエノス・ディアス(おはようございます)」
サ「ソレ、スペイン語だろう? ブラジルの言葉とチョットちがうネ」
匠「ああ、そうなのですか、ブラジルではポルトガル語ですか?」
サ「ソウ、ポルトガルとスペイン語、よく似てるケドね」
匠「教えてくれて、グラシアス(ありがとう)」
サ「ソレも違う、ブラジルでは「オブリガード」と言うヨ」
匠「はいはい、聞いたことあります、「オブリガード」でしたね!」
サ「ソウ言われたら、「デナーダ」(どういたしまして)と答える」
匠「あれ? それはスペイン語と同じですよね」
サ「ダカラ、良く似ているんダヨ(笑)」
匠「わかりました、チャオ(あとで)、アディオス(さよなら)」
サ「ソレもスペイン語ね、「チャウ」か「アテローゴ」と言うんだ」
う~ん、こんがらがってきたので、退散するとしよう(汗)
ちなみに、欧州圏では、国が沢山あるため、さらに、こうした
各国の言葉や文化や環境の差異があってややこしい。
欧州を旅する場合など、国が変わるたびにそうした頭の切り替えが
必要となる、ただ、旅行や生活に必要な言葉は、こうした挨拶では
なく、自己主張をアピールする為の言葉を(各国語で)覚える事が
最優先となる。
以前、私が海外滞在中に、欧州で会った、現地で長く生活している
(日本人)の先輩いわく、
先「いいか、こっちで一番大切な言葉は、2つだ。英語で言えば
”プリーズ”と”イッツ・マイン”だ。これを各国語で覚えろ。
”プリーズ”は、どうぞ、という意味で使う言葉じゃあないぞ!
例えば、何かを買う時、食事を注文するとき、人にモノを頼むとき、
そうした、すべてのケースで、必要な単語(名詞)に、プリーズを
つけるだけで、自分の「したい」という意思が伝わる。
”イッツ・マイン”は、その逆、トラブルの回避だ。
自分のモノを盗まれそうになった時、レストランで自分のオーダー
が先に他人に行ってしまいそうな時、声をかけたオンナが他に取られ
そうになったとき(笑) すべてのケースで、「それはオレのだ」と
大声で主張しなければならない、こっち(欧州)では、自分の意思を
強く主張しなければ生きてはいけないのだよ」
なるほど、さすがに海外生活を長く経験している人ならではの、実践的な
知識に感心した。日本の学校で学ぶ英語が全く役に立たないのも道理だ、
文化も環境も人間性も、何もかも違う。
しかし、海外駐在を終え、日本に戻ってきて長くなると、そうした国際感覚
も、どんどん薄れてきてしまう、ドラゴンの大会では、外国人の選手の方も
結構いるので、そうした時は積極的には話をして、少しでもそうした感覚を
取り戻そうとはしているのだが、やはりそれでも、海外生活していた時の
感覚とは雲泥の差だ・・
さて、寄り道が長くなってしまったが、1回戦を終えたあたりでは、
「小学生の部」では、やはり連覇中の「大津SS・白龍丸」が速く、
1分6秒台だ、大人のレース顔負けの好タイムであり、それに続くは、
「平野バドミントン」、こちらが1分15秒台、他のチームは
残念ながら1分30秒前後かそれ以下であり、まあ、それがごく普通の
小学生のタイムなのだが、「龍人」「小寺」が直接指導するこれらの
2強のタイムがずばぬけているという所か。
また「日吉台スポーツ少年団」は、毎年参加の常連チームであり、
上位入賞の実績もあるが、これら専業チームとはやや水をあけられて
しまっている。
「親子の部」は、3つ巴の様子だ。
連覇中の「池の里ジュニア」は、1分7秒とまずまずのタイムながら、
それを上回るのは、「大津SS・青龍丸」が1分6秒、そして
「小寺軍団」の旗手「平野バドミントンA」は、驚異の1分2秒台だ。
これは面白くなってきた、代理戦争ここに極まれり、という感じで、
盟友でありライバル関係をも長く続けてきた「小寺」「池の里」は、
従来は、(大人の部では)「池の里」の強さが目立っていたのだが、
今年になって、ついに「小寺」が「池の里」を上回り始めている。
その1例が、この前週に行われた「琵琶湖高島ペーロン大会」であり、
ここでついに「小寺」初優勝、「池の里」2位という結果が出ている。
その流れもあり、「小寺軍団」が大人も子供も黄金期を迎えるかどうか?
の1つの指針がこのキッズ大会にも現れているわけだ。
まあ、だけど岸から応援する家族や友人の皆さんは、そうした
代理戦争がこの、のんびりとしたキッズ大会の背後にあるという事は
知らない。けど、それを知る必要はあまり無いし、そんな事は無関係に
我が子や友人のボートを漕ぐ勇姿を応援すれば良いわけだ。
----
大会を取材に来ていた新聞記者の方とも色々話をしていた、
彼は、ドラゴン大会の取材は初めてとのことで、カメラにつけて
いるレンズは100m程度までの標準ズーム、
記「う~ん、これでは(望遠が)全然足りないですねえ・・」
匠「そうですね、ドラゴンでは、400mmかそれ以上が必要になります」
記「(艇が)重なっているところを撮りたいのですが」
匠「100mmまでのレンズで撮れる、ということですね(?)
ならば、チームの力に差がある場合は、確実なのはスタート直後です、
あるいは、中間地点からでは、手前のレーンのチームが速い場合は
右手前から斜めに重ねて・・この逆パターンで、沖が速いと、艇を
重ねようとすると、選手達が後姿になってしまいますので要注意です。
100mmレンズでは画角が足りないと思いますが、新聞記事用には、
トリミングでカバーしてみて下さい。
また、チームの力が互角の場合には、中間地点やゴール地点でも
真横から重ねて撮れますよ。組合わせ表は持ってますか?
あ、このレースと、このレースがチーム力互角ですね」
記「うっ、とても詳しいですねえ・・」
匠「このキッズ大会は全て見てますし、他の多くのドラゴン大会も
長く撮ってますしね。ああ、以前おたくの新聞社さんが記事用の
写真が撮れなかったということで、写真提供したこともありますよ」
記「ああ、それはありがとうございました」
匠「デナーダ。じゃなかった(笑)さっきまでブラジルチームと話をして
混乱していたので、その頭でした。・・いえいえ、どういたしまして」
海外で非常に良く使う「どういたしまして」という単語は、日本では
あまり使う機会が無いように思える、文化の差といえばそれまでだが、
まあ、そもそも日本では、あまりお礼とかをはっきり言う文化では
無いのかも知れない。
さて、そんなこんなで、1回戦は全て終了、ここから2回戦となる。
「小学生の部」は、「大津SS・白龍丸」の連覇は磐石な模様、
そこに「小寺軍団」の先鋒「平野バドミントン」がどこまで差を
縮めてくるかが見ものだ。
「親子の部」は、「龍人(どらんちゅ)」率いる「大津SS・青龍丸」
「小寺製作所」率いる主力チーム「平野バドミントンA」そして
連覇中だが、選手の卒業で戦力が落ちている「池の里Junior Lakers!」
の、3チームがほぼ同等の戦力であり、2回戦での優勝争いが大変な
見ものになってきている。
「親子の部」では、父母10名、子供10名と、その半分がドラゴン専業
チームの選手であるから、実のところは22人艇での10人漕ぎ選手権に
等しく、子供達は、ただ乗っているだけに近い状況とも言えるが、
それでも、がんばっているお父さん達にまけじと、そして、とてつもない、
ピッチ(パドルを漕ぐテンポ)に追いつこうと、必死にパドルを漕ぐ姿が
微笑ましい。
そして親子の部の勝敗は、それすなわち、琵琶湖での各ドラゴン大会の
帰趨を占う重要な目安ともなっている、同月8月末にも、これら専業
チームは、恐らく琵琶湖ペーロン大会に出場するであろう、さらには
9月のスモールドラゴン選手権、10月の1000m、シニア大会等
滋賀県で行われる大会と同列の1つのレースとして、お父さん達は
このキッズ大会に臨んでいるのだ。
親子大会とは言え、いや、親子大会だからこそ、子供達に良い所を
見せてあげたい。そうして普段のレース以上に、お父さん達は必死に
なってパドルを漕ぐのだ。
さあ、2回戦、そして優勝の行方がとても楽しみになってきた・・
(後編記事に続く)