2014年5月5日に行われた、「第一回大阪南港ATC
ドラゴンボート大会」の模様より、後編
さて、商業施設が主催で行うという画期的なドラゴンボート大会
の日がいよいよやってきたのだが、天候はあいにくの雨。
それでも、今日は、16チームによるレースの他、親子体験乗船会
も3回行われるスケジュールとなっていて、さらに昼食休憩時には、
前編で紹介した、海上保安庁による転落救助実演が行われるなど、
なかなか盛りだくさんな大会である。
雨とは言っても、選手の皆さんはいつものように元気いっぱい。
写真は「チームみやこ」、聞きなれない名前のチームだが、新人チーム
というわけではない、良く見ると、皆知った顔の選手ばかり・・・
匠「あ、チーム未来、もっこりドラゴンボート部、熊野水軍、GPO、
その混成チームというわけですね!」
み「正解で~す、今日は和歌山から来ちゃいました」
「みやこ」というのが皆慣れていなかったのか、チーム紹介、各種書類。
会場アナウンスなど、様々なところで「もっこりドラゴンボート部」と、
いつも呼びなれたチーム名が飛び交うこと多数、もはや正式名称が、
どっちだったのかわからない状況になってしまった(笑)
さて、午前中の予選の模様だが、4艘建てx4レースが行われ、
各々のレースのトップチームが、敗者復活をスルーして、午後からの
準決勝にダイレクトに進出できる、それぞれのトップチームは以下の通り。
「RスポーツマンクラブA]、「大阪市立都島工業高等学校 M's Power」
「bp」「DDT(道頓堀ドラゴンボート大会 Comming Soon)」
である。
アナウンサー泣かせの長いチーム名が多いのだが、まあ、そのあたりは
熟練のDJ西尾さんが実況をしているのでまったく問題はない。
ところで、今回の大会はカテゴリー分けはなく、オープンのみである。
これはチーム数の募集が厳しいと事前に予想されていたからであって、
けっしてATCさんが賞品をケチった訳ではないので念のため(笑)
オープンのみなので、唯一参加の女子チーム「河童」は、若干不利な
状況になってしまったのだが、それでも「河童」は予選2位の成績
だったので、実力的には問題なかったかもしれない。さらに言えば、
「河童」は、ずっと以前の和歌山大会で、男子のチームに混じって
3位になったこともある女子実力派チームだ。
ちなみに「道頓堀・・」のチーム名となっているドラゴン大会は、
特にそうした企画が実際にあるわけではなく「DDT」のチームが
それを希望しているという事である。
で、「DDT」のメンバーさんはご存知なかったのかもしれないが、
実は、道頓堀でドラゴンボートは毎年秋に1度だけ航行している。
これが、その証拠写真(笑)
こちらは、ODBA(大阪府ドラゴンボート協会)が主催する
イベント「水の回廊」の1シーンであり、中之島を出発した
一般体験乗船者を乗せたドラゴン2艇が、東横堀川、
道頓堀川、尻無川、堂島川の各水門を通過して、大阪一周する
というものである。企画のユニークさから、過去、大阪市長賞を
受賞したこともあるイベントである。
実際に道頓堀でドラゴンボートを走らせると、観光客や買物客の
反応が凄い。まあ、確かに注目度は最高レベルかもしれない。
しかし、もし実際にレースを行うとなると、問題は、道頓堀を多数
行きかう水上船舶(観光船を含む)だ、写真のように道頓堀川は狭く、
2艇のドラゴンがやっと通れるくらい。加えて、各種水上船舶が
通過する際には、それを避けて、ドラゴン艇は、壁にへばりついて
待っていなくてはならない、これだと、なかなかスムーズなレース
進行という訳には行かなくなってしまう懸念がある。
昼食を挟んで行われた敗者復活戦だが、3艘建て3回のレースで、
各々レースのトップチーム、および2位の中からタイム上位の
2チームの合計5チームが準決勝に勝ちあがれる。
それらの準決勝進出上位5チームは、以下となる、
「Rスポーツマンクラブ Part1」、「チームみやこ」、
「チーム未来」、「Team Banana 祭」、「吹田龍舟倶楽部」
主催側「ATC混合チーム」は、残念ながらここで敗退、
また↑写真の「池田青年会議所」チームも敗退となってしまった。
「池田青年会議所」チームは、近日中に、池田市・猪名川で
ドラゴンボート大会を開催する企画がある模様で、その視察を
兼ねて今回のATC大会にエントリーしたとのことだ。
「Team Banana祭」の兄弟チーム「Team Banana宴」も敗退、
実力派チームなのに、これはちょっと予想が外れたという感じだ、
先週の北港スプリント準優勝の「打艇龍舟倶楽部」も敗退。
さすがに連続入賞、という風には行かなかったか・・
紅一点の「TEAM 河童」は、1分5秒とまずまずのタイムだったが
残念ながら準決勝には残れず。
「大阪産業大学常翔喜龍」は、1分4秒78の微妙なボーダーライン、
同じく、ボーダーライン上の「team 風」は、1分4秒59,
準決勝に残った「チーム未来」が1分4秒23だったから、このあたり
ぼんの1漕ぎの差が明暗を分けた形になった。
親子体験乗船会をはさんで、これより準決勝だ。
それにしても、雨だと言うのに、体験乗船会に参加いただける
お客さんには、本当に頭が下がるばかりだ。
選手達は、雨の中でも平気でレースを行っているのだが、一般の方の
感覚はそんな風ではない、実のところ、今日もGW中とあって、
ATCの館内は結構混雑している。人ごみで、恐らく室温は25℃を
超えているだろう、そして、その館内から、いったん外に出ると
一気に気温が10℃くらい下がるのだ、現在の正確な気温はわからない
が、恐らく15~16℃位、そして風も吹いているので、体感温度は
さらに寒くなる、この状況では、なかなかドラゴン大会観戦という
のは厳しいし、ましてや、体験乗船なんて・・ という事である。
準決勝のあたりで、「こいさんず」のメンバーさんがATCに来場
されているのを見つけた。
ちなみに、「こいさんず」とは、国内では、恐らく最高齢となる
女性を中心としたドラゴンボートチームである。
以前、そのユニークさからNHKのTV番組で紹介された事もあった。
匠「おや、”こいさんず”の・・ 今日は何か?」
こ「匠さん、ご無沙汰しております、今日は見学に来ましたよ。」
匠「今、準決勝、これより決勝ですので、一番面白いところですよ。」
こ「知っているチームは出ているのかなあ?」
匠「多分出てますよ、それにスタッフの皆さんは、いつもの
メンバーですので、よろしければまた声をかけてあげて下さいね。」
こ「そうですか、はい、わかりました。」
匠「ところで、ATC大会どうですか? 来年は是非出てくださいよ。」
こ「ここのところ出ているのは毎年の天神(日本選手権)大会だけ
でしてね。」
匠「そうでしたね、天神にはいつも出ていらっしゃいますね、では、また
天神大会(日本選手権大会)でお会いしましょう」
さて、雨は降ったりやんだりの状況だ、一時的に雨が弱くなる時には、
ドラゴンの関係者は勿論、一般のATC来場者や、はてはATC名物の
「コスプレーヤー」のご一行様まで、ドラゴン大会を観戦している。
準決勝は、3艘建てが3レース、各レースのトップチームと、
2位のタイム上位1チームの合計4チームが決勝進出となる。
私の予想では、有力なのは、「bp」「都島工業高校」「DDT]
そして「チームみやこ」だ、「R」も2チーム参加しているので、
ベストメンバーに入れ替えれば十分勝機はあるかとは思うのだが、
最近は、メンバー入れ替わり無し、という大会が増えていて、
ATC大会はそのあたり特に制限はしていないのであるが、
そうした風潮を重んじてか、「R]は「入れ替え無し」で準決勝に
臨む様子だ。同様な状況で「Banana」もメンバー入れ替えは行って
いない模様。まあ、そうなると、やっぱ和歌山や滋賀から実力者を
集めた「みやこ」が若干有利なようにも思えるが・・・
そして、準決勝の結果には、ドラマがあった。
各1位の3チームは、やはり予想通り「bp」3兄弟だったのだが、
問題はタイム上位の2位、ここで、「チームみやこ」が57秒81
そして、「吹田龍舟倶楽部」が57秒75。
僅かに0.06秒差で「吹龍」が決勝進出ということになった。
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さあ、決勝戦、すでに時刻は15時をまわり、会場であるATC港の
スタート付近は、昨日の体験乗船で感じたと同じように、風と潮目の
影響で、渦を巻くように安定しない状態に陥っている。
それでもさすがに実力派チーム達だ、何度かのトライで艇の龍の首先
を上手に揃え、いよいよ「スタート1分前」のアナウンスが発せられる。
「どら」が鳴らされる。
といっても、この写真は実は実際の決勝戦のシーンではなく、
後でテレビ収録用にとレースとは無関係に鳴らされた時のものだ。
「打艇」の女子選手、テレビカメラやマイクに囲まれて緊張されたのか
1回目はNGを出してしまった、しかし、Take 2で、なんとかOK.
さて、艇が揃って、いよいよ決勝レース開始だ。
「Are you ready? Attention Go!」
いっさいの音の無い静寂から一瞬の転換、ドンドンという太鼓の音、
ワーッツという歓声、いつもながら、ドラゴンのこの瞬間がとても
心地良い。
DJ西尾さんの会場アナウンスが流れる・・
西「いよいよ本日の最終レース、オープンの部決勝、
レーンは手前1レーンより、”DDT”、”吹田龍舟倶楽部”
”都島工業高校”、”bp”の順となっています。
スタートは横一線、しかし、2レーンの ”吹田龍舟”はやや
出遅れたか? さて、レースは中盤、”DDT”が速い、
道頓堀でドラゴンボート大会を行うのが夢だというこの”DDT”
実際にその夢はかなうのか? おっと、”bp”が追い上げてきた、
日本一を目指しているという”bp”、さすがに速い、速い・・、
”DDT”に追いつき、追い越してしまうか・・」
私は、この決勝レースを、スタート地点から撮るのか、ゴール地点
から撮るか非常に迷っていた。
内情をバラしてしまえば、「bp」「DDT」「都島工業高校」は
実は同一のチームだ、5月末に行われるアジア大会での日本代表で
ある「bp」は、30人からなるチームを編成して海外遠征を
行うと聞いている。今日の3チーム、漕ぎ手30人は恐らくは
その代表メンバーなのであろう、そして、チーム間の実力は
予選などを見る限りでは、見事に平均化されているように見えた
各チームの実力値は(200mを)52~53秒でイーブン。
ただし、現在の時刻においては、潮流の変化が厳しい状況なので
実力値に2秒プラスして、54~55秒がゴールタイムと予想
していた。「吹龍」は、今日のこれまでのベストが57秒台、
ただし悪条件なので、こちらも約1分でのゴールとなるであろう。
すると、残念ながら5秒程度の差がついてしまう、どうせなら
4艇揃ったシーンを撮りたいので、「吹龍」さんには悪いけど、
スタートラインで揃っているシーンを撮らせていただきたく思った。
そして案の定、「bp」3兄弟の3艇のゴールはいずれもほぼ同時、
DJ西尾さんが絶叫する
西「ゴーーーーール! ただ、どのチームが優勝したのか
さっぱりわかりません、これは写真判定でしょう!」
匠「よし、このすきに、ゴール地点に移動することにしよう」
すなわち入賞の上位3チームはウィニングランが待っている、
そのためには旗(龍舟旗)を水上でわたさなければならない
ただ、旗の色は順位とは関係ないので、とりあえず上位3チームに
旗を渡してしまえば良い、そうなるとあまり時間は無いのだが、
しかし、写真判定は若干時間がかかるであろう・・
匠「よいしょ、よいしょ・・」
雨の中、合羽と傘を持ち、400mmの望遠ズームをつけた重たい
一眼と、もう1台の一眼を首にかけたままゴール地点に走る、
実際のところ、こちら側にいないと、陸に上がってきた上位選手達
の表情は撮れないのだ。
なんとかウィニングランの最中に、ゴール地点に到着、
そのころ、写真判定の結果が出た、優勝は「bp」だそうだ。
タイムは案の定、超接戦であり。「bp」が54秒25
「DDT]が54秒58、「都島工業高校」が54秒90である。
匠「bpの3兄弟の入賞独占はなんとしても阻止してください、
それでは、筋書き的に面白くありません!」と
決勝戦での「吹龍」をはじめ、準決勝でも「みやこ」「R」
「Banana」にそれぞれ伝えてはあったのだが、やはり
日本代表との実力差はそのまま結果に現れてしまった。
ただ、「bp」には、決勝前に、また別の伝言を伝えていた・・
匠「ちなみに、優勝が焼肉食べ放題+飲み放題、15人分、
本日限りです。準優勝だと、しゃぶしゃぶ食べ放題15人、
3位がATCの商品券です。
bpが3位まで独占できるのであれば、30人のメンバーを、
焼肉班としゃぶしゃぶ班に分けて・・
ああ、未成年者は飲み放題に行かない方が良いですかね、
で、商品券は飲み会欠席者または皆で分けると・・」
b「あはは、うまく考えましたね、実際にそうなったら良いですけどね」
匠「ただ、それでは他チームからブーイングです(笑)、手を抜いてとは
言いませんが、できれば番狂わせを期待したいですね(笑)」
番狂わせは起こらなかった、王者の貫禄、「bp」がこの初回ATC大会を
制することとなった。
思えば、数ヶ月前、ATC大会のチラシ、ポスターに使う写真をどう
しようかと悩んでいた、まず、ATC大会は今回初なので昨年の写真が
あるわけではない。ATC港の写真とドラゴンを合成することをまずは
考えたのだが、どうみてもアングルがおかしい、海からATCを撮った
写真が無いと上手くいかないのだ。(で、そんな写真は勿論無い・・)
ならば、同じ「チャンピオン艇」を使っている過去大会の写真から
選ぶか? ならば昨年の日本選手権だなあ・・
日本選手権だと、国内最強で昨年の覇者の「磯風漕友会」の写真を
使うのが良さそうなんだけど、「磯風」に予定を聞いてみたところ、
5月は地元”相生ペーロン”の強化練習があるため、他地区の大会に
参加は難しいとのこと、まあ、そうならばしかたない、ATC大会に
来てくれそうなチームで、かつ強豪であり、かつ、優勝の可能性が
あると言えば・・
そう「bp」になってしまうよね、どうしても・・・
ということで、ATC大会のチラシ、ポスターには「bp」の写真を
使うことになったのだった、
さて、閉会式、賞状・賞品のプレゼンテーターはATCの企画担当の
M氏である、M氏の尽力がなければ、この大会は実現しなかった
と言っても過言ではない、実際にM氏は、企画や大会運営のみならず
北港や、ここATCでも自らドラゴンに乗って漕いでみるなど、
アクティブな活動をして、ドラゴンの魅力を理解しようと努力していた。
で、M氏の閉会挨拶がまた良かった
M「・・私も、ここATCで20年近く、イベントの企画や運営を
手がけていましたが、せっかく苦労して準備したイベント当日が
雨になると、当然、予定も集客もグダグタになり、イベントの
終わりころには、なんとも暗く、嫌~な気持ちになってしまうの
が通常ですが、今日のドラゴンボート大会は、雨の中でも、
レースや体験乗船は異様な盛り上がりを見せ、私自身、イベント
が終わる今、とてもすっきり、さわやかな気分でいられることが
なんとも不思議です・・・」
私は心の中でM氏に語りかける・・
匠”そうなんだよね・・ ドラゴン大会は雨でも褪せない貴重な
イベント・コンテンツなんだよね、だから大会の運営そのものは
雨でもまったく問題ない。 けどね、結果を見れば、この雨だから
当初予定していた、体験乗船200名はクリアできていないし、
ドラゴンの参加20~25チームという目標も達成できていない、
さらに言えば、ATC港の岸壁をうめつくすくらいの一般観戦者
がいたわけでもない、このドラゴン大会のイベントで例えば3000人
集客できなければ、結果の数字だけ見れば経営側から見る目は、
とても厳しいのでしょう? それは雨は言い訳にならないですよね?”
何度も書くのだが、ATCは商業施設だ、商業施設でドラゴン大会を
行うということは、最も優先して考えるべきは、CS、すなわち顧客満足
であり、それが商業施設としてのビジネスにつながる。
一般のドラゴン大会のCSは、すなわち参加チーム、参加選手の満足度だ、
これは、つまり選手達が、お客さんである、という事に他ならない。
ただ、ATC大会での真のお客さんは、ドラゴンを見てくれる実際の
来場者のお客さん達である、ここの思考方法の転換を行わない限り
大きな思い違いを犯してしまう危険性が大きい。
選手の方々も、大会運営スタッフの方々も、あるいはATCの担当の
方々も、本大会にかかわる全ての関係者の方々に、もう一度考えて
いただきたいのは、ATCは商業施設であるということ。
その商業施設の予算を使って大会を行うのであれば、ATC大会の
参加選手他も、スタッフも「パフォーマー」である、という意識が
必要になるという事だ。
これは、すなわち「プロ」のスポーツと同じ感覚であるとも言える
であろう、プロスポーツは、その選手は競技参加者であり
ベストのプレーをすることは当然であるが、それに加えて、
その「プロのプレー」をお金を払って見に来ていただける観客を
常に意識しなければならない、という事だ。
ドラゴンボートの選手達は、ここATCの大会において、ある意味
「プロデビュー」を果たしたとも言える、だから、幸運にも、今後
ATC大会が継続して行われるようになったならば、エントリーする
選手達も、是非「プロ意識」を持っていただきたいと思っている。
すなわち観客を意識した「魅せるドラゴン」
それが無いと、ATC大会のみならず、ドラゴンボートは、単なる
チームや選手の自己満足の為のスポーツになってしまい、メジャーな
スポーツになることはありえない、と言っても過言では無いだろう。
また、運営スタッフも同様だ、体験乗船に来られるお客様は、
ドラゴンのお客さんという訳ではなく、ATCのお客さんでもある
ことを忘れてはならない、そこでのやりとりに失礼や不快な事が
あってはならない、体験乗船を予定時刻より早く切り上げるのならば
後から来ていただいたお客様へには十分な配慮を行わなければならない。
また、予定より早く大会が終了しても、さっさと撤収せず、ポスター
などに告知した通りの時間まで、ちゃんと船は浮かべておかなければ
ならない、そうでないと、後から来られたお客様達をがっかりさせる
事になってしまうからだ。
商業施設で行われる大会は、決して自分達の為だけの大会ではない、
常にお客様最優先、その発想や考え方のシフトが最も重要だ。
・・という事で、色々あったが、ATC大会は無事終了。
ATC開業20周年記念ということで実施されたこの大会、今後この
大会が継続してできるかどうか?という点については、選手や運営側
は、単にそれを「希望する」という事が主体では難しいと思う。
そこで最も重要なのは、前述のようにプロ意識、すなわち、自分達の
レースを見に来てくれるお客様がいるかどうか・・?
そこに全てがかかっているのだろうと思う。