9月に行われた、第五回琵琶湖ドラゴンボート・スプリント
選手権の模様。(
前編、
中編より続く)
天候はあいにくの雨、気温もやや低め、競技のコンディション
としては、かなり悪いが、しかし、ここ琵琶湖競艇場では
熱戦が繰り広げられている。
ジュニア、(男女)混合、オープン(性別不問)の
3つのカテゴリーのレースも、すでに準決勝となり、
この後は、強豪チームによるシビアな戦いが繰り広げ
られることであろう・・
磯「匠さん、この後の展開、どうですかね・・?
おっと、そこにいらっしゃるのは、磯風漕友会の・・
ドラゴンボートファンには説明の必要も無いであろう
現在国内最強の声が高い相生地区の「磯風漕友会」
「磯風」は、主に相生看護専門学校(通称:相看)の
出身OB(主に男性)で占められているチームであり、
同校はドラゴンボート(または類似競技のペーロン)
が非常に盛んであり、OGらで構成される女子チーム
「スーパードルフィン」も国内最強のみならず、海外
で行われる国際試合でも(この10月に)優勝するなど
男女ともに国際レベルの超強豪である。
そして、その「相看」の現役学生(女子が多い)で
占められるチームが、今回の琵琶湖スプリント大会
参加の「GSD」である。
今回も、また、磯風漕友会のメンバーがコーチの
立場として後輩達のチームを束ねている。
まだあどけない様子も見られる学生さんチームという
雰囲気であるが、なにせ、「磯風」や「ドルフィン」の
予備軍というだけあって、その実力はあなどれない。
ただ、GSD、何故か優勝に恵まれず、一昨年の本大会
では、当時かなりの実力者を揃えていた立命館カヌー部
主体のチームに敗退、そして昨年の本大会は磐石とも
言える練習量と準備を重ねてきて、磯風のコーチ曰く
「もし負けたら坊主刈りにする」とまでの決意であった。
だが、ここでもまた立ちはだかる立命館の壁、
地元強豪「琵琶湖ドラゴンボートクラブ」を押さえた
ものの、立命館チームに1秒及ばず、2年続けての
準優勝に甘んじた。
今年こそは・・と当然思っている事は十分予想できる
のであるが、しかし、GSDのユニフォーム(Tシャツ)
に書かれた大量の寄せ書きは・・ これはもしや・・?
匠「磯風さん、GSDの寄せ書きって・・?」
磯「ああ、実は今年卒業生が多く出る予定で、
来年からGSDが構成できないかもしれないん
ですよ、だから、そのための寄せ書きで・・」
匠「う~ん、なんか悲痛な雰囲気を感じたのですが
そうでしたか・・ しかし、だったら「磯風」や
「ドルフィン」のメンバーを入れたらどうですか?」
磯「いや、それではGSDにならなくなってしまう、
あくまで「相看」のメンバーで揃えなくては。」
民「なるほど・・まあ、気持ち的にはそうでしょうね。
しかし、今年は(優勝)いけそうな様子では
ありませんか? 立命館や同志社はメンバーが
代替わりしたのか(?)出ていないみたいだし、
すると、本来のドラゴンボートの強豪チームが
相手ということで、だいたいの実力は読めている
でしょうし・・」
磯「ズバリ、どこと当たるでしょう?」
匠「う~ん、今日は雨と気温の低さで条件が悪いから
そんな時ほど、基礎的な実力のある強豪チームが
他を抑えるでしょうね。
混合カテゴリーでは、勿論「関西龍舟」そして
滋賀県地元の、琵琶湖ドラゴンボートクラブ、
NSスピリッツ、瀬田漕艇クラブ、さらには
名古屋の東海龍舟あたりでしょうかね。」
磯「中でも注意するべきと言うと?」
匠「関西龍舟はもちろん、あとは先日琵琶湖ペーロン
で優勝した東海龍舟、この2チームだと思います。」
ワ~! ドンドンドン・・
磯「あ、ちょうどGSDの出る準決勝が始まりました、
とりあえずレースを見ましょう」
その東海龍舟の青いユニフォームが手前のレーンから
悲壮感ただようGSDの黄色いユニフォームを押さえに
かかる、GSD危うし・・ しかし、準決勝では2位
までに入れば決勝進出だ、もし3位、4位のチームと
差がついているなら、ここでは体力を温存するという
手段も考えられる。
琵琶湖スプリントはその名の通り短距離戦で200mの
戦いだ、大型のボートとは言え意外に思えるほど速い。
前述したが、50秒というタイムが優勝ラインとなる。
予選では確か東海龍舟は55秒だった、東海龍舟ほどの
手馴れたチームであると、ピッチコントロールが
完全に出来ている、これはすなわち、1分間に何回
漕ぐかということで、ドラマー(鼓手)がそのピッチ
を正確に刻む、それが遅ければ当然負けるし、速すぎて
選手の体力の限界を超えると、途中で失速してしまう。
しかし、そのあたりは当然レースであるから、相手の
出方を見ながら、多少の無理をしたり、逆に手を
ゆるめたり、そのあたりのかけひきが重要なわけだ。
東海龍舟、おそらくは若干の余力を残しながらの
ピッチ漕法、安定感がある。
100mあたりからGSDのピッチが上がる・・
ん? 速い! ・・これで最後まで持つのか?
いや、ここまで速く漕ぐ必要があるのだろうか?
これでは仮にトップでゴールしたとしても、短時間の
インターバルで行われる次の決勝戦に体力的な影響を
及ぼさないのであろうか?
ああ、でも、「どんな時でも手を抜かない」といつも
言っている「磯風漕友会」が指導しているわけだから
手を抜いたらコーチに怒られるよね・・(汗)
というか、もしかしたら今年の参加が最後になるかも
知れないというGSD、そんな風に細かい策略(?)を
ほどこしてレースをやっているようでは、完全燃焼
できなくなってしまうよね・・ まあ、わかった、
「よし、GSD,そこだ、ブッ倒れるまで漕げ~!」
結果、GSDが東海龍舟に3秒先行し、1位勝ち抜けで
決勝進出、まずは「夢」に1歩近づいたというところだ。
強い雨の中、びしょぬれになりながらも出走した
メンバーを応援していたGSDの控えメンバーも、
「とりあえずヤッタね」という雰囲気だ。
さて、混合カテゴリーの決勝進出は結局のところ
GSD、東海龍舟、関西龍舟、琵琶ドラの4チーム、
極めて順当に、常連強豪チームが残った形となった。
地元カヌー系強豪の「NSスピリッツwithはぎっち」
や「瀬田漕艇クラブ」は、せっかく敗者復活から1位
抜けで準決勝まで進出したのに僅差での敗退となった。
(中編に登場した「はぎっち」さん、残念でした・・)
準決勝までのタイムからすると、必死で漕いだGSD
が僅かに優位に見える、ただ、残りの3チームは
社会人チームで、体力的には若いGSDに及ばずとも
百戦錬磨の経験がある、決勝戦で2秒や3秒タイムを
伸ばしてくるなど、いとも簡単にやってのけるわけだ。
東海龍舟に話しを聞いてみる。
東「もちろん、優勝狙ってますよ!」
匠「ですよね・・(愚問でした・・笑) がんばってください!」
で、先日、TVの「びわこ放送」で放映された、8月の
「びわこペーロン大会」の模様が収められたDVD、
(「池の里Lakers!」の監督氏よりいただいたもの)、
を拝見したが、そこでは「東海龍舟」が見事に優勝、
TV出演での優勝インタビューの模様は、なかなか
嬉しそうであった・・今日も再び勝利の美酒なるか?
そうはさせじと、地元の強豪の琵琶ドラ(琵琶湖
ドラゴンボートクラブ)の様子。
匠「あはは・・ 今日も気合が入ってますねえ」
琵「そりゃあ、まあ、ホームグランドでは勝たない
とねえ・・」
匠「今回、混合とオープンと2チーム体制ですよね、
どちらかにバランスを配分しているんですか?」
琵「いえ、今回は平均した感じでして・・けど、
どちらかといえば、オープンにはシニア(40歳
以上)のメンバーが多いかな?」
匠「ならば、この混合決勝で頑張らないと、ですね」
琵ドラ女子「は~い!」
さて、次は関西龍舟・・ あ、今回、メンバーは少々
「お疲れ気味」だったかなあ。 さっきも話しを聞いた
からパスして(すみません・・笑)
では、問題の・・(?) GSDの様子はどうだ?
匠「う・・ これは・・(汗)」
決勝を前にして緊張しているというか・・ そんな様子
ではない。テンパっている(注:麻雀用語でアガリの
一歩手前、結果的に極端に緊張している、あるいは
周囲が見えなくなっている、等という意味で使われる)
のは確かなのだが、これが最後のレースになるかも
しれないということで、悲壮感がチームに充満している。
見渡すと何人かの女子選手は泣いているではないか・・
これまでのやりとりで、彼女達の気持ちはよくわかる、
本来、カメラマンなら、ためらわずに、泣いている選手に
レンズを向けるべきなのだが、私にはそれはできない、
ドラゴンという競技の内部に入っていき、選手達の心情
を沢山の会話、対話の中から掴んでいき、自分もまた
そのドラゴンの熱いドラマ中の1役でいたいと思いながら
ドラゴンを撮りたいと考えているからだ。
冷徹に「レンズを通して見る世界は別世界」とビジネス
ライクには思う事はできない。
思わず、泣いている選手を避け、他のメンバーの方に
レンズを向ける。
しかし、女子選手が多いなあ・・ 混合カテゴリーと
言っても、ほぼ女性ばかりではないのか?
それで、よくまあ、強豪チームを相手に、ここまで
トップクラスの好成績を上げてきたものだ。
磯風のコーチは、もう彼女達には何も言わなかった、
ここまで来たらもう彼女達にまかせるしかない、
黙って後ろから見守り、時に、そっと彼女達の肩に
手を当てて健闘を祈る。
去年のいまごろは「負けたら坊主刈りになる」と
おどけて言っていたのに・・
お・・そう言えば、磯風のコーチ、GSDは去年2位
だったので。本当に坊主頭にしたのであろうか?
その肝心な事を聞きそびれた・・(笑)
降りしきる雨の中、GSDの最後(になるかもしれない)
混合決勝レースが始まった。
静かだ・・ 一瞬そう思えた、しかし、それは錯覚、
私自身、このレースの様子を極めて集中して注目して
いたからかもしれない、ふと我にかえると、
「ワー」という会場の大きなどよめきが背後から
聞こえてきた。 雨の中カメラがずぶぬれになるのも
かまわず、私も飛び出してレースの様子を見に競艇場の
デッキ最前列に進む。
手前、1レーンがGSD,隣の2レーンには優勝候補の
強豪関西龍舟。
GSD、やや不利か? いや、準決勝の東海龍舟戦でも
GSDはこのあたりから盛り返していた。
その東海龍舟は? やや出遅れた様子だが大差は無い、
中盤、琵琶ドラもスタートの遅れを取り戻し、東海龍舟
に並ぶ。 しかし、関西龍舟が一歩リードだ・・
GSDは負けじと食い下がり、ピッチを上げようとするが、
いくら若いチームとは言え、準決勝までの非常な頑張りと
ラストレースの精神的プレッシャーでかなり追い詰めら
れているのは間違いないであろう・・
GSD、ピッチを上げても関西龍舟に追いつけない・・
「ドラゴンの職人」関西龍舟も決勝線に備えて温存した
最後のパワーを振り絞ってピッチを上げてきているのだ。
GSD、夢へ届くことができるのか?
いや・・ やはり難しそうだ・・このまま終るのか?
スタートからゴールまでの僅か50秒ちょっとの間の時間が
とてもゆっくりに感じる、様々な出来事がこの短い間に
凝縮されているようだ、GSD女子選手の涙が思い浮かぶ、
ゴール直前、GSDのピッチがさらに上がる、
もう限界だろう? もういいよ、十分よくやったよ、
いや、まてよ・・ ん? 追いついているぞ・・
最後の最後、あと20m。GSD脅威の粘り、関西龍舟との
差はほんのわずか・・というか確実に追いついている
ひっくり返るか? でも、ゴールラインは、もうすぐ
目の前だ、届くか? 無理か? ああ、他の大会
のように250m戦で、あと50mあればいいのに・・
「ゴ~ル!」 DJの西尾氏の絶叫アナウンスが響く、
微妙な結果となったが、やはり混合優勝は関西龍舟、
0.7秒差でGSDが2位に入った。
「つ、疲れた・・(汗)」
レースに集中して、いや、むしろ感情移入して
見ていたので、なんだか疲労感がどっと出た、
雨でカメラがヤバイ、これ以上濡らすと故障のリスクが
極めて高い、もちろん戻ってくる関西龍舟の喜びの
表情を撮って、負けたGSDの・・ いや、もういいよ、
そっとしておいてあげよう。そこまで冷酷なカメラマン
にはなりたくはない。
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続いて、ひと呼吸おいたらすぐにオ-プンの部の決勝だ、
「ちょうど良い、こちらのレースに集中しよう」
ドラゴンボートの「人間ドラマ」は、勿論興味深い
ものがあるのだが、今回のようなケースだと、少々
刺激が強すぎる、単なるスポーツという範疇を超え
大げさに言えば選手達の「人生」にも深くかかわって
きそうな結果であり体験であるわけだから・・
さて、琵琶湖競艇場の巨大オーロラビジョンに
オープンの部決勝進出の強豪チーム達の姿が写し
出される。
オープンの部もおなじみの強豪チームばかりだ。
まずは、混合の部で結局地元での優勝を飾れなかった
琵琶湖ドラゴンボートクラブより「琵琶湖龍舟」
必勝のプレッシャーが肩にかかるも、シニア中心と
言っていた結果がどう出るのであろうか?
「池の里LAKERS!」数年前に町内会よりスタートの
このチームも、もうすっかり強豪の仲間入りだ、
決勝戦常連で、あと足りないのは「優勝」の2文字のみ。
ベテラン「Rスポーツマンクラブ」ここも池の里と
同様に「優勝」まで、あと一歩の距離にあるチーム。
そして、静岡より遠征の海上保安庁「海猿火組」
今年は女子メンバーが増え、すっかり明るいチームの
雰囲気となった。 和歌山の代表メンバー混成チーム
の「コロンズ」を準決勝でかわしての決勝進出となった
わけだから、まあ和歌山の分まで頑張って欲しい所だ。
オールクルー、アテンション、GO!
ドンドンドン・・
さて、オープンの決勝レースが始まった。
手前1レーンは「琵琶湖龍舟」シニア中心というが
ベテラン揃いでキレが良く、スタートで上手く水を
捉えた、序盤、ややリードの雰囲気だ。
次いで4レーンの「海猿火組」が良い、
中2つ、「R」と「池の里」やや出遅れたか?
もっとも、琵琶ドラは自ら「シニアだから」と言うが
ベテランの「R]も「池の里」も平均年齢はそこそこ
高く、ドラゴンの競技でもシニア扱いの40歳以上の
選手が多く含まれている、そういう意味では、年齢の
ハンデはほとんど無いのであって、この4チームの
実力がほぼ拮抗した状況を鑑みると、もう優勝が
何処になるか、なんて簡単には予想できない、
優勝経験豊富な「琵琶ドラ」がやや有利と見る事も
できない事は無いが、実力や戦略よりも結局最後には
「運」の要素が大きく入ってくるのかもしれない・・
4チーム、ほとんど横一線のまま100mを超えレースは
後半戦へ・・ ピッチはあまり変化が無い、というか
もう上げられないのであろう、後半に爆発的なパワーを
発揮するチームは無い様子で、混合カテゴリーのタイム
とほぼ同等の50秒前半のペースで漕ぎ続けているようだ。
ラスト・・ 4チームとも1艇身も差がつかない混戦、
琵琶ドラ、ほんの僅かなリードのまま混戦を制するのか?
DJ西尾氏も混戦の興奮の中での実況中継、
そして「ゴ~ル!」というアナウンスが流れる中、
やっぱり勝ったのは琵琶ドラ(琵琶湖龍舟)のように
見える、しかし、1秒程度の差で混戦の中で4チームが
ゴールしているので、着順は後方からではよくわからない。
だが、琵琶ドラも、地元優勝でともかく面目は保った、
あとの3チームは、今回もまた、あとわずかなところで
優勝に手が届かなかった、という事になる。
結果「海猿火組」が琵琶ドラに約1秒遅れで準優勝、
僅差、それもほんの僅かなところで「池の里」が3位。
「R」は決勝まで出ていて表彰台(3位まで)を
逃すケースを、近年の大会で何度か目にした。
それが続くと悔しいであろう。しかし、Rのメンバーも
自ら言っているように「あとほんのちょっと」である訳
だから、結局のところ、地道な練習で、その僅かな部分
を掴むしかないわけだ。
混合カテゴリーの優勝賞品はなかなか良く、
琵琶湖汽船さんからは琵琶湖の豪華客船「ミシガン」の
「ロイヤルルーム」のメンバー貸切クルージングだ。
22人のドラゴンメンバーで貸しきると、おそらくは
食事代を除いても十数万円にはなろうという豪華賞品、
なかなか普通はこういう機会は持てないでしょうね・・
まあ、実は私も滋賀県ドラゴンボート協会のご好意で
ミシガンの90分クルージングに一度ご招待いただいた
ことがある。「普通ルーム」でもかなり楽しめたので、
ロイヤルルームはさぞ、豪華でよろしいんだろうなあ・・
---
さて、閉会式。
表彰の集計の合間に、本日2回目のチアリーディング
「レイダーズ」の演技、雨が止まず、開会式に引き続き
室内での実施となるが、何度見ても素晴らしい技だ、
今回は若干スローシャッターで回転の様子を撮る。
そして、表彰式、やはり注目はミシガンの
ロイヤルルームだよね(笑)
見事賞品をGETした「関西龍舟」さん、
どうぞクルージングを楽しんできてくださいね。
第五回琵琶湖ドラゴンボート・スプリント選手権
無事終了、雨の中、やはり予想通り準決勝以降は
混戦模様の「熱い戦い」がくりひろげられた。
それぞれのチームの事情や心情、それらがモロに
ぶつかる決勝戦は、やはり「ドラマ」だったように
思える。
実に素晴らしいレースを見せてくれたと思う、
3台使用したカメラはいずれもズブ濡れで、おそらく
は故障一歩手前の危険状態、でもだいたいメカの調子は
読める、明日も引き続き琵琶湖でドラゴンのレースが
ある、今夜は琵琶湖に泊まりだ、一晩ホテルで完全に
カメラやレンズを乾かせば問題ないであろう。
そして、最後に、この熱い戦いを最初から最後まで
見守り、さらには自分達もまたフレンドシップレース
に出場していただき、大会を大いに盛り上げてくれた、
「美しきアーティスト達」梅花女子大チアリーディング
チームの「レイダーズ」にも感謝しつつ、この雨中の
熱い決戦を締めくくっていただきたく思う。