2008年「びわこドラゴンボートスプリント選手権」記事
中編より続く。
ドラゴンボートの大会は、通常、朝9時前後から夕方5時前後まで
ぶっ通しで行われる。出場チームが多い場合は30レース以上となり、
各カテゴリー(混合、オープン、女子、シニア、ジュニア等)の
予選から敗者復活戦、準決勝、決勝と勝ち抜け方式で競われる。
30数レースともなると、1時間に4レースを行ったとして8時間、
5レースのペースだと6時間半ということになり、15分ないし12分間隔
で次々と4~6艇のドラゴンボートが発走していく事になる。
ただ、今回の大会は翌日の和歌山大会とチームが分散したのでレース
数はトータルで17と、時間に余裕がある。
時間に余裕がある場合は、昼休みとして昼食休憩タイムだ・・
昼休みにはエキシビションマッチとして、滋賀県初のプロバスケット
ボールチームである「滋賀レイクスターズ」のメンバーや、同じくこの
レイクスターズのカヌー部門の「鈴木康大」選手がドラゴンボートの
選手に混じって漕ぐという「フレンドシップ」レースが行われた。
鈴木選手は、立命館カヌー部出身で現在では国内トップクラスの
実力者、9月の日本選手権で3冠を達成し、国内外のカヌーレースで
優勝やそれに準ずる成績をおさめているが、5月のアジア選手権
(北京五輪の代表選考)では惜しくも3位で五輪出場を逃した、
まだ大学を卒業したての若い選手であり、次のロンドン五輪を目指し
大きな期待が持てる注目の選手である。
さて、8月に琵琶湖で行われた
ウォーターボールや
ドラゴンキッズ、
カヌー競技などからなる「びわこ水上フェスティバル2008」では
鈴木選手や、プロバスケットの「レイクスターズ」の選手もドラゴン
ボートに乗ってフレンドシップに参加したのだが、フレンドシップ
常連の、底抜けに陽気な在滋賀ブラジル人チームに負けてしまった。
勝敗関係無しのエキシビションレースとは言え、水上の戦いで負ける
のは鈴木選手のアスリート魂をゆさぶったのかもしれない。
その後のいきさつは知らないが、今回は鈴木選手のカヌーが単騎、
4艇のドラゴンボートに混じって漕ぐという異例の異種混合戦となった。
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カヌーとドラゴンとどっちが速いのか? そりゃあ小型軽量で加速が
効くカヌーに決まっているのだろうが、見た目でどの程度違うのか
私もまったく予測はつかなかった。
さて、レーススタート、鈴木選手のパドルがまるで扇風機のように
大きく速く回転し、水しぶきをあげながら、みるみる加速を始める。
しかし、その大量の水しぶきもスタート後、ほんの数十mまでで
その後は、水しぶきをあまり上げないような効率的なパドリングで
ぐいぐいと湖水面を滑るように、かつ力強く進んでいく。
「は、速い・・・」
見た目では、カヌーとドラゴンは倍ほど速さが違うようなイメージだ。
50mも進むと、もう大きく重たいドラゴンボートとは回復不可能な程の
大きな差ができてしまった。鈴木選手、途中でスローダウンしながらも
200mを40秒で余裕のゴールイン。
ドラゴンチームが22人の力を合わせて、頑張りながらゴールするも、
その200mのタイムは50秒ちょっとくらい。
鈴木選手「37秒くらいまでは楽に行きますよ」
カヌー、恐るべし・・(汗)
今後の鈴木選手の大健闘を陰ながら応援いたします。
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さて、レイクスターズ・バスケットチームの長身の外国人選手達も
まじえてのサイン会や記念撮影などでも盛り上がった昼休みも終えて
午後の部スタートだ。
予選を一通り終えて勝ち残ったチームはまだしばらく余裕の長い昼休み。
しかし、敗者復活でレースに残れるかどうかの瀬戸際のチームは
まだまだ気が抜けない状況が続いている。
大阪の「師走の会」の出艇前。師走の会もドラゴンボート大会では
そろそろ常連さんチームとなってきている。
だが、チームはなにやらリラックスしたムード・・
いや、まるで警察の所持品検査? はたまた体型チェック?(笑)
匠「師走さん、なにしてるの~?」
師「あは、見られちゃいました・・(笑)」
匠「ここのところよく大会に来てますよね、ぼちぼち実力もついてきた
みたいだし・・」
師「えへ、タイムはまだまだですけどね。」
匠「そろそろ表彰台目指して、頑張ってくださいね。」
師「は~い!」
そう、ドラゴンボートの世界ではまだまだ、強豪チームと新鋭チームの
実力差は大きい。
強豪チームは、勝つ喜びを知っていて、常勝を期待され、その結果
他チームに負けない程の練習量をこなしてきている。
そしてまた強くなり、また勝つ。
そんな風に、良い循環・連鎖が出来上がっているという事だ。
新しく出来たばかりのチームでは、まだまだメンバーをそろえて常時
練習を行うという状態に達していない、なので、差が出来てしまう
わけなのだが、その「成功の連鎖」に至るまでには、どこかで気持ちの
切り替えが必要なわけだ、これまでもいくつかのチームが、予選落ち
レベルから奮起し決勝に残れるまでの実力をつけていくプロセスを
見てきた、そんな時の選手達は、練習はしんどいのだろうが、
次こそ勝つと、やる気まんまんで、大会での目の輝きもそれまでとは
全然異なって見えた。
そりゃあまあ、一般の社会人達が中心なのだから、休日に22人か
それ以上ものメンバーを集めて練習をする時間を取る事が厳しいのは
よくわかる、ドラゴンボートは野球やサッカー以上にメンバー数が
必要な事が1つのネックになっているわけだ。
そこで近年では、10人漕ぎのミニドラゴンなどのレースも少しづつ
普及してきているのだが、やはり今のところ王道は20人漕ぎ
(+ドラマー+舵取り、の22人乗り)レースなので、色々事情が
あったとしても、やはり多くのメンバーを集めるしか方法が無い。
そして目指すは、賞品や賞金というよりは「栄誉」というわけだ。
あるいは、頑張った自分達への褒美なのかもしれない。
全員が一丸となって、ともかく勝った後のチームは、お祭り騒ぎとなる、
中には感激のあまり泣き出してしまう選手もいる。
もし初めてその光景を見る人には「メジャースポーツでもないドラゴンで
何故そこまで・・?」と、思われてしまうかもしれない。
けれど、どんな小さな世界であっても(ドラゴンはそんなに小さい世界では
無いが・・)その中で努力し、それが報われるという事はやはり人間に
とってはとても嬉しい事なのだろうと思う。
私もここ何年もドラゴンボートの世界を撮り続けてきて、そうした選手達の
心理、あるいは人間ドラマが手にとるようにわかるようになってきた、
だからドラゴンの撮影は面白い訳だ・・ それは単なるスポーツ競技の
記録撮影ではなく、人間ドラマの撮影なのだといつも思っている。
私はドラゴンボートを実際に漕ぐ訳では無いのだが、撮影という立場で
選手達の一挙一動をずっと見ているわけだし、結果として選手達の
ドラマや達成感を少しでも共有できるようになれれば良いと思っている。
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さて、レースもいよいよ決勝戦が目前の状況、
ここまでも、いくつもの強豪と思われるチームが敗退している、
石川県より参加の「穴水ドラゴンボートクラブ」
強豪チームなのだが、どうも予選からタイムが振るわない・・
何か理由があるのか? と様子を聞きに行くと、どうやら本来20人
必要な漕ぎ手が16人しかいないようだ、そういえば写真を撮って
いてもドラゴンの上の人数がスカスカに見えた。
今日の琵琶湖のボートは、旧艇と呼ばれる重量が重たいタイプだ、
新艇に比べ100kgほど重く、600kgもある。
20人が16人で戦力2割減で、2割増しの重たいボートでは勝てる
はずもない。
ただ、石川県という少し遠方からの参加でしかも土曜日、自腹で
大会に来るのは当たり前、仕事の都合や様々の事情で、チーム
全員が揃わないのもやむを得ない点がある。
また全員揃った状態で、強豪の実力を見せて貰う事にしましょう・・
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そして勝ち進んできた強豪チームの中にも人間ドラマがある。
(男女)混合決勝、ここに残ったのは以下の4チーム、
*琵琶湖ドラゴンボートクラブ、こちらは地元強豪チームでもあるし、
この大会のスポンサー企業にも係わりが深い、つまりホームであるから
絶対に負けられない立場にある、当然周囲の期待も非常に大きい。
*瀬田漕艇クラブ、ドラゴンボートよりもむしろカヌーを本業とする
のであるが、こちらもホームチームであり滋賀県でのドラゴンボート
および水上スポーツの振興には一役買っている、ドラゴンボート大会の
運営をサポートしているなど、ここも負けられない立場のチームだ。
*GSD(グランド・スゥエル・ドラゴン)、こちらはペーロン競技
(ドラゴンの類似競技、全国にあるこうした類似競技を規格化した競技が
ドラゴンボートである)のメッカである相生地区より参戦のチーム。
現在日本最強の男子チーム「磯風漕友会」および女子チーム「スーパー
ドルフィン」の次世代メンバーを担うだろう若手チームであるから、ここも
日本最強のメンツがあり絶対に負けられない。おまけに磯風からの
コーチは、今大会で優勝できないと頭を丸めるという約束になって
いるそうだ(汗)
*しかぶりドラゴン、ここ3~4年のドラゴンボート大会で、カヌー出身
ながら彗星のようにデビューしてドラゴンの大会で優勝をもぎ取っていった
立命館、および同志社の関西エリート大学2校、本来は立命館と同志社は
様々な意味でライバル校であり、ドラゴンでも同様にそれぞれ優勝を争う
立場なのであるが、なんと今年はその両校の混成チームが参戦だ。
まさに呉越同舟(汗)、しかし実際は両校は仲が良いのかもしれない、
仲たがいせず両校が力をあわせれば、元々実力は十分であるから
爆発的なパワーを発揮する事であろう、でも、もし歯車が噛み合わ
なければそのシナリオは破綻してしまう。
私の事前の予想では、琵琶湖、GSD、しかぶり、瀬田の順番だった。
つまり絶対に勝たなければならない琵琶湖とGSDがやはり勝つ意欲が
強い、「しかぶり」は実力最強ではあるのだが、もし勝ったとしても、
いままでの大会のように同志社あるいは立命館のそれぞれの
名誉になるわけではないから、今回は親善試合のような立場なのかと
も思っていた。
瀬田も非常に強いチームだが、これまでのレースで若干疲れが
溜まっている様子だった、ちょっとここは他チームよりも平均年齢が
高いのである・・そこがネックかと思っていた。
琵琶湖やGSDがもし負けるとすれば、その理由は、勝利にこだわり
すぎて気持ちが空回りした時にそうなるのだろうと予想していた・・・
レース直前の緊迫した雰囲気。 会場が静まりかえっている。
「3号艇前へ・・ストップ」
しかし、それにしても、今回の混合決勝は見ごたえがある。
「All Crew. Are you Ready?」
どこが勝ってもおかしくない、勝つのは、勝利への執念と運が大半だ・・
緊張の一瞬・・すべての動きが止まり、まるで凍りついた時間のようだ。
「Attention... GO!!」
水しぶきがまるでスローモーションのように琵琶湖競艇場の水面に光る。
シンとした一瞬の静寂の後に、ドンドンドンという太鼓の音が響く。
音の進む速度は毎秒340m前後、100mかそれ以上離れてドラゴンの
発進を見ている目に届く光と音の差は0.3秒くらいあるのだ。
0.3秒は一瞬のようだが人間の感覚では意外に長い時間となる、
音楽をやっている人ならば、デジタルディレイ(エコー)を0.3秒の遅延に
設定して音を聞いて見たら良い、1つ目からずいぶん遅れて2つ目の
音が聞こえるように思うであろう。
機械をいじくっている人であれば、0.3秒という遅れが機械の動作では
致命的な遅れになる事もわかるであろう・・
カメラをやっている人ならばもっと簡単に感覚がわかる、
0.3秒は約1/3秒だ。
1/10秒でも手ブレする遅いシャッター速度なのにその三倍の
1/3秒だったら、とてつもなく長いスローシャッターだ。
シャッター音ですら、カッシャ~ンとゆっくりに聞こえる、
手持ちではいくら手ブレ補正機能を備えたカメラでも確実にブレてしまう。
0.3秒遅れてドラゴンの太鼓の音が聞こえ始めた後、さらに僅かに
遅れて会場のさまざまな場所から「ワー!」という大喚声が聞こえてくる。
ドンドンドン・・ 複雑に絡む4艇のドラゴンの太鼓の音が激戦を物語る。
・・ふと、我に返る。 リードしているチームはどこか?
スタートしてから数十mの間は混戦のダンゴ状態で何もわからない、
50m、100mと進んでいくと、だんだんその差が肉眼でもわかるように
なる。
「これは、しかぶりドラゴン(同志社・立命館混成チーム)だな・・」
GSD、そして琵琶ドラがぴったりついていく、瀬田は少しだけ
出遅れている、どのチームの差もほんの僅かだ。
しかし、スプリントは短距離レース、僅かな差をいかにキープするかが
ほんの50秒の間の作戦でありレース展開となる。
しかぶりドラゴンが若者の爆発的なパワーで、じりっ、じりっと他チーム
より前に出る。 そして、そのまま逃げ切り・・
以下、GSD、琵琶湖の順となった。
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「これは予想外の展開になったぞ・・・大変なことになった。」
実際レースは大変面白かった、実力伯仲だからどこが勝っても
おかしく無いと言ったのであるが、その背後にはやはり人間ドラマや、
勝たなくてはならないそれぞれのチーム事情がある。
たとえば、2位となったGSDは親チームの磯風やドルフィンに怒られる
かもしれない(汗)コーチは頭も丸めなくてはならないのかもしれない。
琵琶ドラもホームチームで勝てなかったので、これまたメンツが立たない。
そういう意味では瀬田も同じだ・・
勝った「しかぶりドラゴン」にしても、ライバルチーム混成なのだから、
それぞれの大学の「名誉」をどうやって分配するのだろう・・・
う~ん、なんとも複雑な結果となった。
ただ、レースの展開はとても面白かった、いや、面白すぎると言っても
良いくらい楽しめたレースとなった、まあ、これは見ている側の特権だな・・
それぞれの結果の課題は、それぞれのチームで対処してもらうとしよう(笑)
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さて、混合決勝で、それぞれの事情とレース展開との関連で大いに
盛り上がったのであるが、次のオープンの決勝もこれまた面白い・・
*琵琶湖龍舟、今回は名前を変えてきたがこちらもホームチームである
琵琶湖ドラゴンボートクラブの事である、勿論地元故に負けられない。
*NS UNITED、ここも瀬田漕艇クラブと同様のカヌー系地元チームで
ある。そして今年の
琵琶湖ドラゴンボート1000m大会では、混合と
女子の部でこちらのチーム所属選手達が2冠を達成している強豪だ。
連覇を狙いながらも地元滋賀のメンツを保つことを期待されている
チームだ。
*池の里Lakers、同じく琵琶湖周辺地区の町内会から発展したチーム、
今年の琵琶湖の中規模ドラゴン大会で入賞し、万年4位から脱却、
曰く、「勝つことが面白くなってきた」急成長チームであり「町内会の・・」
という肩書きもそろそろ外れるように広範囲にメンバーを集めてきている、
メジャー大会の今回は、そろそろ表彰台に立ちたい立場にある。
*Rスポーツマンクラブ、こちらは唯一オープン決勝に残った地元以外
(大阪)のチームである。そして唯一、翌日の和歌山大会と掛け持ちの
チームである、本大会はメンバーが揃わず、規定の20人より2人欠けて
18人での決勝進出は立派なもの、苦しい状況でも、せっかく掛け持ち
しているのであるから、ここは是非とも3位までに入賞し、明日の
和歌山に土産話を持って行きたい。
さて、オープン決勝のスタート準備・・
私の予想では、琵琶湖、NS,池の里、Rの順であった、
まだ若干ながら実力あるいは今日のメンバーの状態では琵琶湖と
NSに分がある。
ただし、池の里とRはどちらが3位に入ってもおかしく無い、
いや厳しい現実的な言い方をすれば、どちらかが表彰台に立てない、
という事を意味するわけだ、だから、この決勝も熾烈な争いになるのは
確かだ。
「Attention, Go!」 ドンドンドン・・
さあ、オープン決勝スタートだ、
まずは琵琶ドラが頭を取ったか・・ 続くはNSだな。
ここは私の予想通りの順番でレース展開が進んでいる、
池の里とRの3位争いだ、どちらのチームからも今日は事前に
たっぷり話を聞いていて、表彰台に立ちたい、いや、負けたくない、
という気持ちは同等だ。
残り100m・・Rが少し遅れた、2人欠けているから本来の実力も1割減だ、
そのままの順位でゴール、琵琶湖、NS,池の里、Rの順となった。
琵琶ドラ(琵琶湖ドラゴンボートクラブ)は、オープン優勝により、
無事ホーム強豪チームのメンツを保ち周囲の期待に応える事にもなった。
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そして表彰式・・
「池の里」は嬉しいメジャー大会での初の表彰台。
応援に来ていた沢山の子供達や家族も大喜びだ、
池の里、いつもあまりにも沢山の応援団。多分選手の数より多い程だ、
その応援団の期待に応えるためにも、彼らはお父さん達は勝たなくては
ならなかったわけだ。
そして見事に表彰台・・きっと今日はまた町内会(?)で大いに
盛り上がる夜をすごし、勝利の美酒を味わう事になるだろう。
しかし一部の強豪チームが欠けた状態での表彰台だという事は、
勿論彼等も十分わかっている、次の目標は強豪に混じっての入賞、
そしてさらなる目標は、準優勝、そして優勝。それから滋賀県の
大会から脱却して全国区の大会へ出場し入賞していく事も必要だろう、
その先は日本選手権での勝利、さらには国際大会での・・
まだまだ先は長いが、勉強熱心、練習熱心な彼等の事であるから、
来年の大会ではきっとさらに成長した姿を見せてくれるに違いない・・
びわこドラゴンボート・スプリント大会、無事終了、
レースの後には、いつもの大会のように選手達のはじけるような
沢山の笑顔がそこにあった。
さて、帰るか・・今日は5時起きでちょっと疲れたので、もうゆっくり・・
ハッ! そうも言ってられなかった、これから距離の離れた大阪に帰って
写真データのバックアップを取りながらも、カメラの整備、バッテリーの
充電等を済ませ、明日は早朝から起きてまた長距離を移動、
和歌山大会の撮影に行かなくてはならなかったのだった・・(汗)
う~ん、体力的にはなかなか辛いものがあるのだが、
でもまた今日は参加できなかった沢山のチームの人達や、
その人間ドラマに出会えると思ったら、それはそれで楽しみがある。
明日は地元和歌山のいくつもの強豪チーム達、今日琵琶湖に来ていない
大阪を中心とした古豪チーム達、さらには遠く境港からも若手強豪の
金竜隊が参加すると聞いている。
毎年熱戦が繰り広げられる和歌山大会、これもまた絶対に見る価値が
ある。 早く寝て体力を回復しようっと(笑)
というわけで、次回ドラゴンボート記事、和歌山(和歌浦)編を乞うご期待!