「画像処理プログラミング」シリーズ第21回記事。
本シリーズは、写真等のデジタル画像のピクセル毎に
PC(パーソナル・コンピューター)で、数学的な演算を
施し、結果としての、検出、抽出、判断、変換、加工
等を行う、すなわち「画像処理」のプログラミングを
行う為の技術(テクノロジー)の実現を目指している。
勿論、自分自身で、全てのアルゴリズム(計算手順)を
考案し、全てのソースコード(プログラム。何万文字
もある)を1文字、1文字、自らの手で入力した物である。
汎用の画像処理ライブラリ(例:Open CV等)は、一切
使わない事が重要なポイントだ。
何故、そういう(ある意味、非効率的な)事をするか?
と言えば、そういう措置で無いと、「世の中に無い、
全く新しい事」は実現できないからである。
他人(他者)の作ったライブラリやソースコードを引用
しているだけでは、「習い事」に過ぎず、それでは勿論、
「研究」でも、「創造」でも「表現」でも何でもない。
「技術」(テクノロジー)も、「創造性」や「独自性」
を持つ事で、「アート」(芸術)に成りえる。
他人の真似事や後追いでは、アート的価値は皆無だ。
で、今回の記事では、電子楽器の「シンセサイザー」の
原理を元に、それに類する「画像シンセサイザー」の
ソフトウェアを自作してしまおう、という試みである。
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