さて、シリーズ第二回である。(第一回は
こちら)
今回はシンプルである、様々な場所にある同じ被写体を撮って並べただけ、
とうことで、「キツネシリーズ」である(爆)
さて、ではまずは作例を6点。
↑①
↑②
↑③
↑④
↑⑤
↑⑥
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もちろんいずれもレタッチを大きくほどこしてある。
何度も言っていることであるが、レタッチは失敗作品を救済する目的ではなくて、
被写体のイメージを膨らませるような処理を加えるのが面白い。
それぞれの写真は勿論普通にちゃんと撮れているのであるが、
怖いものはより怖く、面白いものはより面白く、格好いいものはもっと格好よく。
それがレタッチをするということであり、創造性(想像力)による表現なのだと思う。
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そして、今回の写真は、いくつかの「稲荷」の神社で撮っている、
被写体はいずれも「キツネ」である。
色々な場所で見つける共通のテーマの被写体、それをただ同じように
撮っていてもつまらない。撮り方からしてバリエーションを持たせないと
飽きてしまうし、別にキツネの銅像ばかり撮る必要も無い。
テーマを決めたらともかく沢山撮る、5枚撮ったからそれらで組を作るのでは
なく、たとえば100枚撮った中から95枚を捨てて組写真を作るようにすれば
良い。 あるいは1000枚撮って、その中から20枚で組を作れば良い。
同じ被写体ではテーマはともかく、ストーリー性に富んだ組写真を作るのは
非常に困難かほとんど不可能であるから、この方向性(同一被写体による組)
に関しては、ともかく数と質が勝負になる。