2017年6月18日(日)に、大阪府高石市「府立漕艇センター」
にて開催された、「第7回堺泉北港スモールドラゴン大会」
(以下、”高石ドラゴン”又は”本大会”)の模様より、後編。
本記事後編では、「オープンの部」のレースの模様を紹介しよう。
上写真は、本高石ドラゴン会場の近隣の「関西空港」を拠点とし、
「関空(KIX)ドラゴン大会」が始まった年(2004年)に
発足した「関空飛龍」(かんくうひりゅう)チームである。
KIX大会は、今年(8月27日開催予定)で、第14回目ともなる
大会であるので、「関空飛龍」も、もうかなりのベテランチームと
なっている。様々な大会で何度もの入賞実績を持つ強豪チームだ。
私は、KIX大会開始時より全ての大会を観戦(途中、2回は
台風により中止になったが)ほぼ全ての観戦記事を掲載している。
そこが「ホーム大会」である「関空飛龍」も勿論皆勤賞だ。
で、「関空飛龍」の本大会の成績を先に書いてしまうと、順当に
勝ち上がって準決勝まで進出したのだが、そこで超強豪の「bp」の
2チームとぶつかり、準決勝は2位迄が決勝進出なので、残念ながら
そこで敗退となった。
「関空飛龍」と言うと、もう8年も昔の話になるが、2009年の
「関空ドラゴンボート大会」において、決勝戦で超強風となり
ちょうどその時に決勝戦に参戦していたチームのうち、
2チームが、強風による艇への浸水で沈没してしまったのだ!
「関空飛龍」は、その際に最後に沈(チン)したチームである。
(その模様は、本ブログの当時の記事に写真つきで掲載している)
なお、以来8年間、大阪の大会においては沈没チームは無い。
余談だが、その後、滋賀県の「ドラゴンキッズ大会」で同じく
超強風による浸水沈没が1件ある。
静岡県では「御前崎市長杯」で、ビギナーチームが初優勝の喜びで
全員船上で立ち上がって転覆したケースが1件(人災ですね・・)
公式戦と言える範囲では、まあ、沈没はそんなものであろう。
ちなみに、最もデンジャラスな大会の、滋賀県「高島ペーロン」
では転覆や沈没は日常茶飯事で、毎年複数の沈没艇が出る!(汗)
今回も「関空飛龍」と、8年前の沈没事件の話をして盛り上がって
いたが、メンバーも当時とはだいぶ変わってしまって、現在の
選手達の中には、その話を知らなかった方も居た様子だ。
こちらは、JDBA(日本ドラゴンボート協会)の「舵取り委員」
の控えテントである。
ビギナーチームなどでは、熟練のスキルを要求される「舵手」が
居ない場合も多々あり、そうした場合、協会からの「派遣舵」の
制度により、その問題を回避する。
本大会では「市内の部」においては、26チームという多数が
参戦していて、うち、ドラゴン準専業チームである
「ドリーマーズ」(今回優勝)以外は、全て派遣舵である。
この為、本大会での「舵取り委員」は大変忙しい、おまけに
1~2名、風邪などでの体調不良もあって、さらに忙しくなって
いる模様だ。
本大会からの帰路、3名の「舵取り委員」の方と一緒だった
のだが、「舵手を育成する方法を考えないとなあ・・」という
話をしていた、今日は、やはり相当大変だったのだろう。
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さて、オープンのカテゴリーに参戦しているチームの様子を
見ていこう、全部で13チームがあるが、例によって、記事の
限界があり、その全てを紹介できる訳では無いので悪しからず。
こちらは兵庫県相生市から参戦の「相生良櫂白龍狂う」
ちなみに「白龍」と書いて、「ペーロン」と読む。
これは、「強敵と書いて、”とも”と読む」という感じでは
ない(笑)(参照:北斗の拳)、まあ中国語の読みをもじった
ものであり、相生地区には「白龍城」(ペーロンじょう)という
「道の駅」もあるくらいだ。
勿論、相生地区は「ペーロン競技」の本場だ。
あの超強豪「磯風漕友会」も相生出身だ、磯風までは行かない
までも、相生には強豪チームがごろごろ居る。
本大会での他のオープン参戦チームも「相生」が気になって
いる模様だ、ちょっと私が様子を聞いてこよう・・
匠「ペーロンクルー、ということは勿論”相生ペーロン競漕”に
参戦されているのですよね?」
相「はい、”フロッグス”という名前で今年はオープンの部で
2位になりました、今度2部(Ⅱ部)に昇格します」
匠「なるほど・・ あ、私は相生の大会も観戦した事が
あるので、だいたいの仕組みは知っています」
オープンの部は、まあ一般参加のビギナーカテゴリーだ。
その上のⅡ部とⅠ部が、ペーロンでの「専業チーム」である。
Ⅱ部の上位チームと、Ⅰ部の下位チームが毎年入れ替わる
という、プロサッカーのような仕組みである。
Ⅱ部というと、大阪近郊の大会にも出場経験のあるチーム
としては「奴RUN海」(やらんかい)や「相生市役所」あたり
だろうか・・ このクラスでドラゴンボ-トの中堅チームとは
良い勝負になると思う。
相「昔は、Ⅰ部でやっていたのですけどね、もう10年も前です
メンバーもずいぶん変わってしまいました」
匠「陸(くが)ペーロンさんも、代替わりで今は若い人達が
中心ですね、あとⅠ部の強豪というと、磯風さんは勿論、
南風(なんぷう)さん、堀和希(ほりわけ)さん、
牧島(まきしま:長崎)さん、ヤンググリーンさん、
IHIさん等ですかね・・」
相「その、南風(なんぷう)が、我々のチームの師匠です」
匠「そうですか!じゃあ、今日は様子見ですね、頑張って下さい。
いけそうだったら、また大阪や滋賀の大会にも出てくださいね。
ヤンググリーンさんは日本選手権で決勝に出てましたし、
IHI相生さんは、滋賀の1000mの大会で3連覇です」
相「1000m大会? そういうのがあるのですか?」
匠「はい、ペーロンの漕ぎ方が長距離には良く合っている
ように思います、それに、相生での決勝も900mですしね・・」
こちらが、その「相生良櫂白龍狂う」のレースの模様、
Ⅱ部級、とあって、まあやはりドラゴン中堅チームと同等な
実力値な模様だ、遅くはないが、準決勝進出はやや厳しいか・・?
ちなみに、やはり「IHI相生」や「相生市役所」など、琵琶湖
等のドラゴン大会等でもお馴染みの相生出身のチームと同様に、
若干だが「ペーロン漕ぎ」が入っているように見える。
舷側が高いペーロン艇では、パドル(櫂)を下向きに深く
突っ込まないと届かない、そこから「ストローク」的な漕ぎ方
となり、相生のチームの多くは、舷側が低いドラゴン艇においても
概ねそういう漕ぎ方をする。
しかし、ドラゴンで現在主流なのは、どちらかと言えば「手数」
で漕ぐ「ピッチ漕法」なのだ、短距離戦ではその方が有利な
要素もあるからだと思う。ストローク漕法は長距離に強いように
思え、その事が「IHI相生」の「1000m大会」での三連覇とか、
中距離400m戦の「びわこペーロン」での「相生市役所」の連続
入賞にも繋がっているのだとも思われる。
さて、その「相生良櫂白龍狂う」の走る同じ予選レース、
トップ争いは? というと、やはり優勝候補の「bp]が強い。
ちなみに、今回「bp」は、またちょっと「お茶目な」事を
考えた模様で、「8 Pizza」と「Beer 9」という名前でダブル
エントリーしているが、これが「bp」だとは気がつきにくい。
おまけに、今回「bp」のメンバーは会場に着くのが少々遅れた
模様であり、開会式直後ではオープンの部の参戦チームの間で
オ「あれ?今日は「bp」は欠場なのか?」
という噂も流れたくらいだ。まあ、もし「bp」が不参加ならば
他のチームにも優勝のチャンスが訪れると言う訳だろう・・
匠「まさか・・ ”皆勤賞”の彼らが欠場のはずが無いです、
どうやら名前を変えているみたいですよ」
後で会場に到着した「bp」に聞いてみる。
匠「BeerとPizzaは、まあ、bとpだろうけど、数字は?」
b「8がbに見えて、9がpに見えるかな?って・笑」
匠「アハハ・・ 見えないですよ、9とPでは裏返しだし・笑」
余談はともかく上写真のレースだが、2レーンの「一寸防士」が
ずいぶんと右に蛇行しているように見える。
「一寸防士」は、大ベテランチームではあるが、近年はメンバー
不足で練習量がだいぶ減っている模様だ、だから年間では地元の
本高石ドラゴン大会の1つくらいしか参戦していない。
元々は派遣舵を希望していた様子だが、前述のように、今日は
協会派遣舵が人手不足だ、自前の舵でなんとかする事になった。
匠「確かに曲がってはいるが・・
先行する「bp」は速いから、衝突の危険性は無いな」
と、望遠レンズを、先の「bp」側に向けて追っていると・・・
会場より「ワッー」「ウォーッ」という驚きの声があがる。
「どうしたのか?」と思い、望遠の構えを解き、肉眼で事態を
確認すると、なんと「一寸防士」艇が転覆しているではないか!
転覆の瞬間を見逃してしまったので、何が起こったのかは
良くわからない、けど、衝突とかの大事故ではなさそうだ。
まあ、ともかく、メンバーの安否を確認するのが先決だ。
全員揃っている模様で、一安心だ。
後で、落ち着いた頃に話を聞いてみよう。
陸にあがってきた「一寸防士」のメンバーがシャワーを
浴びている、本会場は水路状の内水面とは言え、海水だ・・
一「ちょっと塩辛かったです」との事。
メンバーは全員無事、本レースは失格となったが、敗者復活戦
には出れそうだ。
携帯・スマホ・カメラなどの落水事故も無いと言う、ならば
まあ何も問題無い。
後で聞くところによると、右へ蛇行していたので(左右の漕手
のアンバランスだろうか?)修正の為に、舵を思い切り左に
切ったら、瞬時にバランスを崩して転覆した模様だ。
そういえば、「一寸防士」は、大ベテランとは言え、旧来では
一昨年まで本大会は500m中距離戦であり、その際の競技艇は、
20人漕ぎの古いタイプ(推定500kg以上と重いが、安定している)
の艇をずっと使っていたのだ。
昨年から本大会は、チャンピオン社製の10人漕ぎ用の超軽量艇
(推定180kg)に変更された、この艇はスピードが出るが、不安定
なので操船が難しい。もしかすると昨年は「一寸防士」は派遣舵
だったかも知れず、初めてこの艇を操船したのかも知れない。
まあ、いずれにせよ大事にならずに良かったが、大阪の大会では
冒頭の「関空飛龍」の沈没以来、8年ぶりの事件であった。
さて、レースの模様に戻るが、今回「bp」は、ドラマーは
いつもの「少女」達ではなく、両チームとも男性だ。
で、レース中の漕ぎをチェックする為か、太鼓手が一般的な
市販ビデオカメラを片手で持ち、撮影しながら太鼓を叩くという
ちょっと難しい事をやろうとしている。
匠「これは、どう見ても無理では・・?」
もう4~5年前から、関西のチームでは、「アクションカメラ」
の類を、ドラマーや舵取の方の頭部につけて動画撮影をする事が
流行している。
アクションカメラは、今でこそ以前よりも値段が安価になって
きてはいるが、依然、安いとは言い難いので、一般的なビデオ
カメラを今回「bp」では使ったのだろうが、まだまだ旧タイプ
のものを使っているチームもある。
こちらは「池の里Lakers!」の場合、これはまあ大型な方の
カメラであり、それを装着する為に、自転車用のヘルメットを
使ったのであろう。勿論現代では、より小型化された物もある。
「池の里」のドラマー女史は、「格好悪いから嫌だ!」と
言っていた(笑)まあ、女性なので、このスタイルでは
そう思ってもしかたが無い。
なので装着したのはこの1レースだけ、後は舵手の男性の方が
ヘルメットを被っていた模様だ。
こちらは、先ほどの「手持ちビデオカメラ」だ。
思ったとおり、大きく上下に揺れている(汗)
これでは、どう見ても、ちゃんと撮れていそうに無い。
旧機材を使うというアイデアは良かったのに残念でした・・
さて、「bp」は、各予選で当然の1位抜け、そのまま準決勝に
進出する。しかしレースフローの偶然で、準決勝で「bp」同士の
2チームが当たる、まあ、2抜け(二位まで決勝進出)なので
両チームとも勝ち上がるつもりなのであろうが、そのレースに
入る他のチームが少々かわいそうだ。
先に紹介の強豪「池の里」だが、今回は、滋賀からの「準遠征」
とも呼べる距離で、メンバー等は、あまりベストな状況では無い。
上写真の予選(池の里はオレンジのユニフォームで3レーン)
では、今回好調な手前1レーンの「熊野水軍」(和歌山)や、
奥の4レーン「近畿車輛電龍」(大阪)に遅れを取り3位。
敗者復活戦に廻る事となったが、ここで「池の里」の不運は
レースフロー上、敗者復活を1位で抜けても、2位からタイム順
で上がったとしても、どの場合でも準決勝で「bp」2チームと
当たる、この時点で「終わった・・涙」となり、敗者復活戦は
意地を見せて1位抜けしたが、準決勝であえなく敗退・・
こちらは、ここ高石の「府立漕艇センター」を、ホーム(拠点)
とする、女子強豪「Team 河童」
勿論毎年参戦していて、いいところまで行く時はあるのだが、
さすがに男子ばかりの「オープンの部」では入賞は難しい。
「河童は男女混合の部に出た方が良いのでは?」と、良く本大会
の記事では書いているが、現在のドラゴンボートのルール上では
女性ばかりのチームは、オープンの部にしか出られない模様だ。
しかしまあ、ルールは必要に応じて特例を設けるという事も
できるであろう、本大会では、年間ポイントが加算されるような
公式的な大会では無いし、そのあたりの匙加減は可能だと思う。
「Team 河童」は、以前の琵琶湖のスモール選手権大会で、
チームの写真がポスターと看板になった事がある、その時、
「その看板が欲しい」と、大会本部にかけあった模様だったが、
「看板の木枠は来年も使うのでダメ」と言われて、がっかりした
様子であった。
匠「まあしかたないよね、けど、写真は私が撮ったものだから、
送ることもできるよ」
と言ったのだが、
河「看板が欲しいのですよ・・」
という事であった、まあ「モノ」が欲しかったのであろう。
で、今年の本大会のポスターも「河童」の写真が載っている
匠「今年のポスター、河童さんですね、これはいらないの?」
河「ああ、紙ですからねえ・・」
匠「やはりね! 看板でなくちゃ嫌なんだね・・・笑」
今日は車椅子の選手の方も来ていて、漕手として活躍した。
乗船の際にチームの皆で協力して、彼女の漕ぎ場所を準備する、
その模様は写真を撮っているので、協会アルバムの方に掲載
されていると思う。
まあでも、今日の「河童」の戦績は、残念ながら予選敗退だ。
とは言え、大差とは言えず、男性ばかりのチームに混じっても
数秒遅れ程度だ。以前の本大会では敗者復活で1位抜けして
準決勝にも進んでいたし、男性チーム達と全く勝負にならない
という訳では無い。
さてこちらは、オープンの部準決勝2組、手前3レーンが
鳥取から参戦の「しげる」、奥の4レーンが和歌山の「熊野水軍」
レース終盤の状況、どちらも強豪チームであり、しかも今日は
実力が均衡しているのか、タイム的にも極めて近い状況での
大接戦だ。
普通ならば、ここでのコンマ1秒差が、順位や勝敗に強く影響
してしまうのであるが、幸い、これはまだ準決勝であり、
2位までに入れば問題無い、結果、両チームとも決勝に進出だ。
オープンの部の決勝戦は、以下の4チームで争われる(レーン順)
1:8 Pizza (bp軍団)
2:Beer 9 (bo軍団)
3:しげる
4:熊野水軍
決勝戦の結果は、予想どおりbp軍団のワンツー・フィニッシュと
なった。
3位争いは、準決勝でも実力拮抗していた2チームによる超接戦
となり、どちらが勝ったかわらないくらいであったが、公式
結果によると「しげる」が、コンマ3秒だけ速かったとの事。
「bp軍団」2艇による、ウイニングランの模様。
「bp」では、若手が育ってきており、ダブルエントリーの場合に
もう、メンバーをどのようにシャッフルしても、両チーム間の
実力差はほとんど出ない模様である。
その為か、昨年くらいから旧来の「bpジュニア」などの
「二軍」であるような名称は使われず、2チームに対等の名称を
与えてエントリーしているのであろう。
まあだから、本大会でのちょっと「捻った」チーム名も、
そういう状況の中での苦心の命名なのかも知れない。
「bp」は、現在紛れも無く、国内トップの位置を固めつつあるが
このまま勝ち続けてしまう弊害も色々と考えられる、
他チームが優勝できない、という点はさておき、「bp」自身も
目標を失い、モチベーションが低下するかも知れない。
しかし、海外に活路を求めるとしても、まだまだ海外チームとの
実力差は大きいし、都度、遠征費用をまかなうのも、仕事等での
休みを取るのも大変だ・・
b「そのあたりは、日本選手権が終わったら考える」
とも言っていた、まあ、昨年の日本選手権では確かに王者「磯風」
を倒してはいるが、まだ磐石とは言えない。私の目から見ても
(網手な印象だが)「両者、ほぼ同等」に見えてしまう。
「bp」も、同じように思っているのであろう、だから翌月
7月16日の「日本選手権」でそれを確かめたい訳だろう・・・
(注;本記事掲載日の翌日だ! 楽しみである)
こちらは「しげる」(鳥取)である、見事3位入賞。
まあ、強豪チームなので、驚くべき結果では無いが、
最後までの「熊野水軍」とのデッドヒートが印象的であった。
ちなみに「しげる」のホーム大会の「東郷湖ドラゴンカヌー」
であるが、今年も琵琶湖の他大会と日程が被ってしまった。
「東郷湖大会」は、一度観戦したいと常々思っているのだが
毎年毎年、同じ日程で他大会と被るので1度も行けていない。
今回「しげる」にそのあたり「代替日程は無い物か?」とも
聞いてみたのだが、開催が盆明けの「8月20日」であり、
「盆休み中に、色々準備する」事もある模様であり、それに
そもそもボート系はトップシーズンであるから、前にずらしても、
後ろにずらしても、他の大会と日程が被ってしまう。
被らないようにするには、いっそ、数ヶ月もずらさざるを得ない
が、地元のお祭りの要素もあるだろうし、それは無理であろう。
結局、まだ当分は観戦に行けそうも無い・・・
さて、表彰式、閉会式も終わり、これにて本大会は無事終了。
最後は、協会スタッフが集まり、恒例の「大阪締め」で終了。
さて、今日は1日中曇天で、あまり暑くはなく、選手達にも
スタッフ達にも、撮影においても、絶好のコンディションでは
あったのだが、それでも何故か日焼けしてヒリヒリしている。
まあ、5月の宇治大会の時も同じ感想だったのだが、5~6月は
日差しが強く無いように感じても、結構紫外線はキツイ模様だ。
これが7月~8月ともなれば、毎週のように大会が続き、
暑いのも日焼けにも慣れてしまうのだろうが・・・
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さて、午後5時過ぎではあるが、おなかが減った。
帰路は住吉区にある洋食屋さんにでも寄って帰るとしよう・・
もう創業40年くらいになる店だが、当時からずっとメニューも
値段すらも(!)変えていないとのこと。
私も結構長い期間、近くを通るたびに寄っている店だ。
今日は「父の日」だったからか?、地元の常連さん達が、
お父さんを含む家族で沢山来ていて、なかなか賑わっていた。
「何も変わらない事」への安心感を感じ、ゆっくりくつろげる。
何もかも早いテンポで変化してしまう現代だからこそ、
こういう店の存在は極めて貴重だ・・・
次回「熱い季節」ドラゴン記事に続く・・・
(恐らくは下半期「大会日程告知記事」になると思う)