滋賀県・琵琶湖で行われた夏休み恒例の「ペーロン大会」の模様より。
何故か、”今年の琵琶湖は大荒れ”と、奇妙な噂が囁かれている
ドラゴン界であるが、早速、この大会でも集中豪雨にみまわれて
大会は中断を繰り返し、レースは短縮となってしまっている。
おまけに雨やその他の理由で、私のカメラもコンパクト以外は
一時的に使用不能となり、撮影もまた苦しい状況だ。
雨はやんだが、強風はまだり、、普段は静かな琵琶湖湖畔で
あるのに、、今はまるで海岸のような白波が打ち寄せてくる。
相次ぐトラブルから1台免れたコンパクトデジカメは、
一応は高級機ではあるのだが、だからといって防水機能を備えて
いるわけではく、水滴が背面液晶に浸水しモニター周囲が
真っ白に結露のようになってしまっている(汗)、そしてレンズも
雨滴が沢山ついている状態だが、その曇ったレンズを拭く為の
乾いたタオルもなく、撮影機材は、もう息も絶え絶えの状況だ。
暗雲やカンカン照りと、めまぐるしく変化する異様な天候に
カメラのAWB(オートホワイトバランス)も判断を誤るのか、
画面がかなり青に偏るなど、無茶苦茶だ。
WB設定のオート(AWB)を外して手動で晴天か、または
所定の色温度に設定すれば色味は安定するのだろうが、
このカメラの画像処理エンジンの味付けが青色系統に
偏っている事は知っているし別に、記憶色(実際の被写体の
色、または、そうだろうと人間が思っている色)が再現で
きるわけでもなく、通常の撮影でそこまで記憶色等に
こだわる必要も無い為、グダグタのWBでもまた味がある
ので良いと思っておこう。
それに、正直言うと、カメラに部分的に浸水している状態では、
色々なカメラ操作は出来るだけしたくないのだ。
ダイヤルを回したりすると浸水がカメラ内部に廻ったりする
危険性もある・・集中豪雨の中では、細かいカメラ設定とか、
そんな贅沢は言えない非常時となっているのだ。
さあ、本大会の花形である「20人乗り一般」カテゴリーの
決勝レースが始まった。
写真は「龍人」(どらんちゅ)チームである、
短縮されたレースにより、「龍人」は、すでに20人乗り混合の
カテゴリーでの優勝を決めている、2チーム(2カテゴリー)の
エントリーで複数カテゴリーでの同時入賞を是非とも
果たしたいところ。
強豪チーム「小寺製作所」が、艇を曲げてコースアウトするという
アクシデントにより脱落している状況で決勝に残ったライバル
強豪チームは「池の里」と「琵琶ドラ」という状態だ。
これまでの予選での「龍人」のタイムは両チームと7秒程度の差、
順当にいけば3位は固いのだが、できれば隙をうかがって2位を
狙いたいところであろう、「龍人」チームの応援にも熱が入る。
地元強豪チーム、琵琶湖の雄「琵琶湖ドラゴンボートクラブ」の
レース前のミーティングの様子、
こちらも3チームをエントリー、総勢30名以上の大所帯だ。
女子チーム「びわにゃん」は、すでに10人漕ぎ女子の部での
優勝を決めている、この20人漕ぎ一般と、残る10人漕ぎ一般の
3カテゴリー同時制覇は理想であるが、どちらか1つでも勝てば
副賞の近江牛が1位に与えられる5kgから、10kgに倍増し
ひとりあたり300g強となって、焼肉大会が実現できる(笑)
そのためにも是非ここで優勝をしたい、いや、しなくてはならない。
肉をすでにGETした女子達から強烈なプレッシャーがかかる。
さらに、実を言うと、琵琶湖の雄、「琵琶ドラ」は、何故か
このペーロン大会で優勝したことが無い。
私も「えっ?」と思ったのだが、言われてみればそうかもしれない。
「琵琶ドラ」チームがスタートした、
湖岸では、案の定、女性陣が「肉~ 肉~」と熱烈な声援を
している(笑)
こちらは出艇場、奥に見えるは、昨年の覇者「池の里Lakers!」
望遠レンズを構えると、どうせ遠くが写るから、撮影位置は
どこからでもよいや、と億劫になって、フットワークが重くなる。
しかし、コンパクトカメラしか持っていない現状では、
あっちへこっちへ、とフットワークが軽い,
物理的にも重たい複数のカメラをかかえていないので楽だ、
コンパクト1台での撮影というスタイルもありかな?
と思いはじめたところだ。
元々小さい(1/1.6インチ撮像素子)は被写界深度が深いし、
絞りもF6.3ないしF7.1程度までに絞りこんでいるので、
手前から奥までピントが合うので、こうした画(え)も撮れる。
「池の里」は昨年の覇者であり、内外からの注目度が大きい、
その多くはプレッシャーになるのであろうが、おそらくは
嬉しい声援となっているのが、池の里ジュニア達の応援だ。
前記事(中編)で大雨の中、池の里の勝利と天候の回復を願って
応援旗を振り続けていた池の里ジュニアの姿がとても印象的で
あったのだが・・
さあ、池の里の連覇はあるのだろうか?
応援する各チームの選手達に対し、私はこう語っていた・・
匠「このレースは1秒以内の接戦になりますね、池の里と琵琶ドラです、
だから、レース観戦はスタート地点よりもゴール地点がよいかも
知れませんね。
え? どっちが勝つか?って・・ 私もそこまではわかりません・・」
各チーム、それぞれの勝ちたい理由がある、
どのチームも良く知っている人達ばかりだ、できればどのチームにも
勝たしてやりたい、でも、勿論スポーツは勝負だ、どこかが勝ち、
どこかが負ける、それはしかたない、ここは冷静に見守っていよう。
シーンと静まり返った会場、見ている方にも緊張感が走る。
「4号艇バック・・・ もう少しバック」
「4号艇、2mバック!!」
出艇審判から指示が出る、4号艇といったら、池の里チームだな、
ベテランで強豪の池の里が艇を所定のスタートポジションにセットできない
なんていうのは技術的にはありえない、心理的に「あがって」いるのか、
「気持ちが走っているのか」いずれかの状態かもしれない。
「スタート1分前・・ アテンション、GO!」
ドンドンドン・・ という太鼓の音が響く、
一瞬でワーという大歓声に湧きかえる会場、
いつものドラゴン(これはペーロンだが・・)決勝戦の雰囲気だ。
しかし・・ 池の里チーム、微妙にスタートに失敗し、出遅れている、
それは心理的なものが原因なのかもしれない、スタートポジションの
セッティングにもたつき、気持ちに一瞬迷いが出たことが、この状況を
生んだのかもしれない。そのあたりの真実は当事者でないとわからない
のだが、池の里が出遅れた事は事実だ。
対して、「龍人」のスタートはなかなかよかった、琵琶ドラもまずまず。
他の決勝進出地元企業チーム、「オプテックスいんふられっず」、
及び、「TAKATA DX」はやや出遅れている。
高々銀塩35mm換算で100mm程度の画角がせいいっぱいの
広角ズーム搭載コンパクトカメラで数百m先のレースの模様を
撮るのは無理だ、ここからは肉眼でレースの模様をよく焼きつけ
ながら実況してみよう。
序盤、琵琶ドラがトップに立つ、スタートの良かった龍人が2位だ、
池の里は3位となっているが、まだ差はほんのわずかだ。
通常の200mの短距離レースであれば、このわずかなスタートの
ミスが命取りになりかねないのだが、このペーロン大会は400mの
中距離だ、まだまだこの先の展開はわからない。
中盤、200m地点、琵琶ドラが依然トップ、池の里は龍人と
ならんで2位。
ドラゴンのレースの見方だが、ある時点での順位よりも、
それまでの艇の加速の状態を見ると面白い。
トップの琵琶ドラは一定のペースで1位をキープしている、
龍人はスタートには成功したが中盤以降はペースが落ちてきている、
対して池の里は中盤にペースを上げてきている。
このままでいくと約300m地点で池の里は琵琶ドラに追いつくだろう
事が、それぞれの艇の加速力から推察できる。
300m地点、やはり池の里が琵琶ドラに追いついて、差した(抜いた)
ただ、それはほんの一瞬の出来事、池の里がわずかにスローダウン
序盤100mまでの遅れを取り戻そうと、100から300m地点迄の
200mの区間を、通常の200mスプリントと同じくらいの
ハイペースで漕いできた結果なのだ・・・
後、残りは100m、ここからは、もし池の里が、ハイペースの無理が
たたって体力の限界が来たら琵琶ドラの優勝、
池の里が死力を振り絞って最後までこのペースを保つことができたら
池の里の優勝である。
1秒差以内の結果になることはもう見えている、どちらが勝っても
おかしくない・・
350m地点、遠いし、もう肉眼でもどっちがトップかわからない、
BBC琵琶湖放送のアナウンスでもやはり勝敗の行方は不明な
模様だ。
TV放送のアナウンスは、番組を面白くするために、たとえ勝敗が
もう見えている場合でも、多少オーバーなくらいに接戦であることを
強調することが多いのだが、このレースにおいては、オーバーでも
なんでもなく、本当に接戦なのだ。 結果は神のみぞ知る・・・
B「ゴ~~~ル!」
実況アナウンスがその瞬間を伝えるが、やはり同着である、
誰にもどちらが勝ったかはわからない、写真(ビデオ)判定だ、
昨年のこの決勝では、「池の里」と「ワンピース」がまったく同じような
接戦となり、結果は「池の里」の初優勝であった。
ちなみに、「ワンピース」は一昨年の覇者である。
今年は、昨年の覇者池の里と、地元強豪で初優勝のかかる
琵琶ドラだ、なにか状況がとても似ている。
両者の実力はほぼ互角、
心理的には”連覇の名誉”のかかる「池の里」と、
”焼肉パーティ”のかかる「琵琶ドラ」では、琵琶ドラの方が
わずかに有利か?(笑)
まあ、つまり、それだけ肩の荷が軽いということだ・・・
池の里チームが帰ってきた、
結果はもう出ていた。
「おつかれ様でした」と、応援していた家族や子供達が声を
かけるために出迎えているのだ。
そう、子供達のヒーローであるお父さん達は、僅かコンマ何秒かの
差で惜しくも連覇を逃してしまったのだった。
大会の主要スタッフであり、どちらかと言えば琵琶ドラ側に関係が
深いY氏も、レースの結果を見て私に話しかける
Y「いやあ・・ 池の里、負けちゃいましたね」
匠「あれ? Yさんは池の里ファンなんですか?(笑)
でも、琵琶ドラも初優勝だし、それはそれで良かったですよね」
Y「あは、そうでしたね、琵琶ドラ初優勝!ですね」
匠「まあ、今年のペーロンもドラマがありましたね・・・」
Y「そうですね、とても面白かったです」
琵琶ドラの凱旋だ。
女子選手達も大喜び、
琵「やった~これで(肉が)10kgだあ!」
匠「これで1人300g強ですね(笑)、いやあ、こうなったら、
もう1つのカテゴリー”10人漕ぎ一般”にも勝って3冠を
狙ってくださいよ」
琵「そうですね、3冠、3冠、15kg、お肉が15kg!」
「琵琶湖ドラゴンボートクラブ」、初優勝おめでとう、
今までこの大会で勝ってなかったのが、かなり意外だったのが、
まあ、それはそれで、とりあえず”琵琶湖の雄”としての面目は保てた、
「池の里Lakers!」は連覇はならなかったけど、まあ競り合って
僅差での準優勝は立派な成績。 この大会で連覇するよりも、
もっと他に狙うべき目標(たとえば琵琶湖の他のメジャー大会
での優勝や、日本選手権での入賞など)があるだろうから、
そちらに注力してもらいたいようにも思う。
「龍人」(どらんちゅ)は3位入賞となった。
今回の大会では2カテゴリーで「優勝」と「3位」と、とても立派な成績、
結果だけ見ると凄すぎるので、来年からプレッシャーになると思うけど、
これでまた選手達もやる気になって本気で練習する可能性が高いので、
良いいきっかけになったのだろうと思う・・
この記事の前編で上げた見所3つのうち2つ(龍人の活躍、20人漕ぎ
一般の勝敗)は、すでに結果が出た、残る見所の1つは、この後すぐだ・・・
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続くは激戦区、10人漕ぎ混合の決勝戦だ。
決勝に残ったのは以下の5チーム
「関西龍舟」、「東海龍舟」、「もっこりペーロン部」、「吹田龍舟倶楽部QY」
および「師走の会」
いずれもドラゴンボート専業の強豪チームばかりだ、
夏休みのさなかの日曜日で、メンバーが集まりにくい状況であるが、
10人漕ぎであれば、メンバーに召集をかけるのはさほど難しくは
なかったのかもしれない。
ただし、滋賀県のチームは1つもない、兵庫、愛知、和歌山、大阪
京都と、関西の近隣の府県からであるのだが、もはやもうこれは、
お祭り要素のあるペーロン大会というよりも、通常のガチンコの
ドラゴンボート大会と変わりない顔ぶれである。
お互いの実力や戦術は百も承知、何度も何度も戦ってきた相手だ、
ベストメンバーにおける実力から言えば、関西龍舟がやや有利だが
事前の聞き込みによると、あいにく関西龍舟も今日はベストメンバー
ではない、しかし、だからといって他のチームもベストであるとは限らず、
勝敗の行方は戦ってみるまでわからないという状況だ。
「アテンション GO!」 ドンドンドン・・・
さあ、10人漕ぎ混合の決勝が始まった。
序盤、東海、もっこり、吹田が、先(まえ)を取る、関ドラ(関西龍舟)は
やや出遅れた様子だ。
10人漕ぎなので、通常の20人漕ぎよりもだいぶスローに見える、
他の大会などでは、200mの短距離レースでの20人漕ぎオープン
優勝タイムは50数秒であり、400mのこの中距離のペーロン大会での
20人漕ぎ一般(オープン)の優勝タイムは1分44秒(104秒)台だ、
対して10人漕ぎ、しかも(男女)混合の場合は、400mで2分6秒
(126秒)前後と、2割ほど遅いということになる。
ただ、小さくて遅い艇だからと言って漕ぎ手の負担が軽くなる訳で
はなく、20人漕ぎでも10人漕ぎでも、全力をつくして漕がないと
ならない、そして、ライバルチームも、そう簡単に勝たしてくれるような
甘い相手ではないのだ。
中盤、「関ドラ」がじわじわとペースをあげてくる。
200m地点ではまだ3位ないし4位の状態であるが、
前述のドラゴンの見方で「加速力」に注目すると、このままでいくと
320ないし350m地点あたりで、「東海」や「もっこり」をかわし、
「関ドラ」がトップになることが予想できる。
このあたり、前述のカメラトラブルで、写真はコンパクトでしか
撮れていない、トリミング(写真の真ん中のみを切り出す)しても、
これではどこのチームがどれだかさっぱりわからない、
やっぱ肉眼でレースを見ている方がちょっとはマシなようだ。
300m地点、思ったよりもやや早く「関ドラ」がトップに立つ、
予想よりも、さらにペースアップしたのであろう。
今日はベストメンバーではないと言っていたが、それにしても
底力のある強力なチームだ。
350m地点、「関ドラ」はさらにリードを広げていく、
ゆっくりに見える10人漕ぎなので、20人漕ぎレースの感覚で
見ていると、”他のチームはいったい何をしているいるのか?”
などと、思ってしまうのであるが、どこもドラゴン専業の強豪達で、
手を抜いているチームなど1つもなく、「関ドラ」がやっぱり強い、
ということなのであろう。
400mゴール地点、関ドラ(関西龍舟)、難なく1位でゴールイン。
2位には和歌山の強豪、もっこりペーロン部、
3位は安定した実力を誇る愛知の東海龍舟が入った。
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さて、最終戦は10人漕ぎ一般の決勝だ、
ここにも琵琶湖ドラゴンボートクラブが「琵琶湖龍舟」の名前で
エントリーしている。 琵琶ドラは優勝候補であり、念願の
3カテゴリー同時制覇(3冠)の可能性も高いと思える。
他の強豪チームは? というと、まずは「吹田龍舟倶楽部YMD」
そして「小寺製作所」
しかし、小寺製作所は、あろうことか、豪雨により短縮された大会
ゆえに、予選の順位(タイム)が適用されて、決勝に進むことが
できなかった。
小寺製作所としては、なんでも、予選3位通過で敗者復活から上がる
作戦であったのが、勢いがやや余ったか、予選で2位に入ってしまい、
その(手を抜いた)タイムが判定の基準となったために、決勝進出を
逃してしまったのだ。
小寺製作所、20人漕ぎはコースアウト失格だし、今日はとことん
ついていない。
小寺団長は
小「まあ、こんな日もあるさ・・ガハハ」
と笑いとばして、チームテントを撤収していった
匠「また、次の琵琶湖で!」
小「おう、次でな!」
さらに気になるのが、「umeboshiプロジェクト」というチームである、
聞いたことのないチームだし、パンフレットのチーム紹介欄も白紙の
ままだったので、まったく注目していなかった。
ただ、中には、実力を隠すために、あえて通常のドラゴン大会の時
とは名前を変えて出場しているチームというケースもありうる。
もっこりペーロン部の部長が「今からウメボシの応援します」と
言って歩いていたので、
匠「どんなチームなんですか?」と聞くと、
も「大学のボート部選手達の選抜チームですよ」と言う。
匠「ああ、それなら強いでしょうね」
結局、10人漕ぎ一般の部、決勝進出チームは以下の5つだ。
「チームドラゴン・エスサーフ」、「パナソニックウォッシャーズ」、
「吹田龍舟倶楽部YMD」,「umboshiプロジェクト」、そして
「琵琶湖龍舟」。
最初の2つは、激戦から勝ち上がってきた地元企業チームだ。
パナソニックは地元企業チームの代表的役割で毎年多数の
チームをエントリーしているし、企業としてスポンサーにも
なってくださっている。 できればパナソニックチームにも優勝の
可能性があると良いのだが、やはりドラゴン専業チームとの
実力差は無視できないので、なかなか難しい状況だ。
前の記事でも書いたが「マスターズリーグ」などのカテゴリー
の新設の検討が必要な時期かもしれない。
さて、そろそろ本日の最終レースが始まる。
「アテンション GO!」
さあ、10人漕ぎオープン決勝戦がスタートした。
先頭は琵琶ドラ、ついで噂のウメボシだ・・・
実は、色々と他の撮影に忙しく、このレースの途中経過は
あまりちゃんと見ていない(汗)ので申し訳ないのだが、
結局そのままの順位でゴールインということとなった。
つまり、1位:琵琶ドラ、2位:umeboshi、3位が吹田龍舟だ。
ここにおいて、ついに琵琶ドラの3冠が決定した。
大喜びの琵琶ドラメンバー達、
30人で焼肉15kgなら、きっと食べきれないだろうなあ・・
そんな心配をしつつ、時間もずいぶん押しているし、カメラも殆ど
が使えない状態なので、こちらも閉会式をパスして、そろそろ撤収の
準備にかかる。
もっこり団長が「今から集合写真撮ります」と言っていたので、
それでは、と、私も今日最後の写真を撮りに向かう。
匠「ところで、さっきの混合決勝で、もっこりさんは何位でしたっけ?」
も「2位ですよ(怒)、見ていなかったんですか?」
匠「おっと・・そうでしたね、関ドラの追い上げが凄くて・・(汗)
準優勝、おめでとうございます。
それと、今日誕生日なんでしょう? おめでとうございます!」
も「え?何故知ってるんですか?」
匠「もっこりのメンバー皆が言ってますよ、部長は今日が誕生日なので
沢山撮ってくれ・・ってね(笑)」
おや、ちゃっかり琵琶湖放送の美人アナウンサー嬢を記念撮影に引きこんで
いるではないですか、さすが”もっこり”、やる事にそつが無い(笑)
こうして、大波乱の天気の中、また”荒れる琵琶湖”と噂される中、
今年の「びわこペーロン」は終わってみれば無事に結末を迎えた。
続くは、9月9日の1000m大会(瀬田・琵琶湖漕艇場)と
9月15日のスプリント大会(浜大津・琵琶湖競艇場)の2大会が
琵琶湖で予定されている、果たして、どんな風に”荒れる”でのあろうか?
今年の熱い季節は、まだまだ続く。